お洒落な人が必ずチェックする、ビームスの別注シューズ5選

毎シーズン靴好きたちがチェックするのが、セレクトショップの別注品。というのも、インラインにはないカラーや素材を採用し、時には型から起こすスペシャルなアイテムの数々は、オリジナルにこだわる向きも唸らせちゃうくらい素敵なんですから。
 
中でも注目されるのが、ビームスの別注靴。その理由は、とにかく幅の広いレーベル展開なんです。アメカジから、最新のストリート、そして大人なら外せないビームスFを筆頭としたドレスクロージング、さらには次世代のデザイナーをいち早く紹介するギャラリーなどなど、その守備範囲の広さは半端じゃないんですね。なのに、ちゃ〜んとビームスの世界観がどのレーベルにも滲んでいるという、なかなか他にはない存在なんです。

で、その幅の広さが別注となんの関係があるのかというと、あらゆるジャンルからフィードバックされて濾過されたセンスが、各レーベルに横断的に生かされている。つまり、単なるトレンドだからというだけで別注されていないってのがキモなんですね。でもって、レーベルが多いから別注ラインナップも豊富ってのも大きな魅力なんです。
 
というわけで、この冬、大人におすすめな別注靴を、「インターナショナルギャラリー ビームス」、「ビームスF」から厳選。靴好きの大人なら、欲しい一足が必ず見つかるはずです！

古き良きアメリカを思わせるサドルシューズは、これまで何度も別注を繰り返してきた定番。今季はスコッチグレインレザーとコードバンを組み合わせ、より上品なスタイルに仕上げています。カジュアルからドレスまで幅広く合わせられる一足です。

イギリス・ロンドンで熟練の職人がオールハンドメイドで製作しているBaudoin&Lange（ボードインアンドランジ）。スーツにもジャケットにも似合うここ定番のベルジャンシューズは、柔らかな履き心地と適度なクッション性が魅力。品質にこだわったカーフレザーに、リアルクロコダイルレザーのリボンタッセルを合わせて別注しました。

クラフツマンシップに溢れるイタリアの靴工房にオーダーしたビットローファーがこちら。今季はスエードのアッパーにマットゴールドのホースビットが映える一足とし、デニムなどに合わせても違和感のないスタイルに。高い屈曲性と足を包み込むような履き心地を実現するトゥボラーレ製法を採用しています。

1879年創業と歴史あるクロケット＆ジョーンズ。中でもこの「バタフライローファー」は1930年〜40年頃に作られ、老舗のビスポークシューメーカーに卸されていたデザイン。今回の別注ではその当時のクラシックなシルエットを持つ302ラストを採用。風格漂う仕上がりです。

人気の高い「ミカエル」をブーツ仕様にしたモデル「ミリー」。それをさらに、モンクストラップへと変更したのがこちら。その名も「ミリーブリッド」。ヴァンプ部分にはミンクファーを使用した贅沢なモデルですが、今季はそのミンクファーを限定カラーで別注。太いパンツにも細いパンツにも似合うから、着こなしの幅が広がりそうです。