お洒落な大人がみんな履いている冬の靴とは？

高感度な人の間では、にわかに盛り上がっているアウトドア系シューズ。ダッド系スニーカーにおいてもよりボリューミーなハイカットが人気ですが、アウトドア系シューズはその最たる存在と言えます。とはいえ、アーバンにおいては少々無骨さが気になるところ。でも、スエードなら都会にも馴染んでくれます。

艶感のある表革だと、どうしてもタフな印象が強くなるもの。その点、マットなスエードならシックで品良い印象に。だから、スーツやジャケパンにあえて合わせるなんてこともできちゃうんです。醍醐味であるボリューム感をより楽しむなら、マウンテン系がオススメ。アウターにボリュームがある冬コーデと、好バランスですよ。

クラシックスーツにおける象徴であるダブルのスーツ、それも貫禄の幅広ストライプ。チェスターコートを羽織ったその姿は、いうまでもなく英国ジェントルマンです。そこに、あえてのマウンテンブーツを合わせるのは一見離れ業のようで、スエードなら意外にイケちゃうんです。もちろん、ひとクセある着こなしですが、時にはこんな思い切った組み合わせも楽しんでみては？

スエードアッパーと履き口のメルトンがシックな印象を醸し出しつつも、そのスペックは実にハイパフォーマンス。モデル名は「600サイドジップ」。防水透湿性素材のダナードライ、高い保温性を誇るプリマロフト、ビブラム社製アークティック・グリップソールなど、本格マウンテンブーツ仕立てです。

スノーリゾートに履いて行きたいこちら。メタル製のシューレースホールやラバー製のウェルトを採用するなど、マウンテンブーツ仕込みのタフさを匂わせつつ、ブラックに徹したカラーリングはアーバンな雰囲気も漂わせます。クッション材を配したシュータンのロゴも、その要因に。

オックスフォードタイプですが、チロリアンシューズをベースにしたボリュームは十分に存在感あり。毛足の長いスエードも、タフさを後押しします。それでいて、トゥは意外にも細身でVチップ的な都会顔に。さらに太めのシューレースは、ウールパンツに似合うニット製です。

人気のコラボ第4弾は、ダナー・フィールド・ローがベースに。ゴアテックスライニング、オーソライト社製カップインソール、ビブラム社製メガグリップソールとタフなスペックを誇りながら、モハベカラーのスエードが野暮ったさを払拭。裾がもたつかないのが、ローカットのメリットです。