オンオフ使える、大人なジャケット。いま手に入れるなら何が正解？

ビジネススタイルのカジュアル化が加速度的に増した、今回のコロナ禍。その理由は、もちろんテレワークの普及です。もはやオフィスは不要との声もありますが、とはいえウェブカメラ越しでも人前は人前。ジャケットはやはり必須といえるでしょう。そんな昨今の状況において、今シーズンのトレンドである大柄チェックジャケットは、実に使える存在なんですね。

カントリーな要素が多分に含まれる、今シーズンの英国クラシック。大柄のチェックジャケットは、まさになアイテムです。存在感の強い柄ですが、近年のカジュアル化が浸透したビジネスなら許容範囲でしょう。もちろん職種にもよりますが。でもって、暗く見えがちなウェブカメラ越しでも映えるとあって、テレカンにもうってつけなんです。さらに、地味になりがちな秋の休日コーデでは、大柄チェックの盛り効果は絶大。

大柄チェックトレンドは周期的に訪れるため、既に持っているという人も多いでしょう。しかし、今どきなビジネスシーンから休日まで幅広く使えるとなれば、新たに買い足しても良いのではないでしょうか。

個性的かつインパクトのあるチェック柄使いに定評のあるガブリエレ パジーニ。この一着でも、ただでさえ表情豊かなウール混のブークレ生地に、かなりの大柄チェックを乗せています。シックなブラウンに、爽やかなブルーを配色しているのもポイント。厚手の生地と共に存在感があるので、黒でまとめた秋冬定番の落ち着いたカラーリングとまとめても、地味には見えません。

軽さを求めたモデル、G-ダカール。ジャージー生地と共に、テレワークにおいても旅においても、快適な着心地を約束してくれます。いかにも機能素材系のスポーティな生地だとビジネスではややカジュアルすぎるシーンもありますが、こんな落ち着いた配色のチェック柄なら品と格をしっかりキープできるはずです。

大柄チェックによって英国クラシック感を楽しみつつ、その着心地はハイテク素材並みの快適性を享受。コットンにポリウレタンを5%も混紡した、ハイストレッチなジャージー生地の賜物です。一見すると織りによって表現されているように見えますが、実は高精細なプリントなんです。

大柄チェックの中でも、こんなモノトーンなら比較的着こなしやすいかと。さらに、タートルネックニットとならオフィスカジュアルに、クルーネックニットとならテレワークに、はたまた色落ちデニムとなら休日カジュアルにと、使い勝手の良さも魅力です。