2026.09.12
【タエアシダ メンズのシャツ】 青春のアメカジアイテムがイケオジ用にアップデイトした件
Web LEON編集者がさまざまなジャンルのワクワクするモノ・コトを紹介する連載「Web LEON RECOMMENDS BEST30」。今回はLEON統括編集長・Web LEON編集長の石井が、「タエアシダ メンズ」のオンブレチェックシャツをリコメンド。若き日に思いを馳せつつも、大人になった“今”を生きる御仁に滅法オススメということなのですが、さてさて。
- CREDIT :
写真/鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/髙塩崇宏 ヘアメイク/向後信行 文/石井 洋、編集/大崎文菊(ともにWeb LEON)

◆ 【タエアシダ メンズ】のオンブレチェックシャツ

▲ オンブレチェックがなんだかとっても上品に生まれ変わって。その秘密、後述します! シャツ10万4500円/タエアシダ(ジュンアシダ)、メガネ4万9500円/モスコット(モスコット アオヤマ)、ネックレス2万9700円/スーマン・ダックワ(S.O.S fp 恵比寿本店)
【推薦者】 LEON統括編集長・Web LEON編集長 石井 洋
上品・上質に生まれ変わった“オンブレ”に心が踊ったのです
アメカジ、古着、渋カジにバイカー、ロッカー、グランジルック……。40〜50代のミドルエイジにとって、青春時代をともに過ごしたさまざまなチェックシャツは、いまだ特別な存在であります。とりわけチェックの境界線がぼやけたグラデーションが特徴のオンブレチェックシャツには、個人的にも思い入れたっぷり。
それは、あのニルヴァーナのカート・コバーンが着ていたから。彼らの生々しい歌詞、カートの掠れた押し出すような声とオンブレチェックの陰影、曖昧さが奇跡の重なりを見せ、若僧だった石井にブッ刺さったのでした……。その格好良さは、今でも変わらず通用するもので、当時のそれは昨今ヴィンテージ市場でにわかに高騰しているそうです。
そんな僕ですから、展示会でコヤツを見た刹那、心が躍りました。そして同時に、何か圧倒的な違いも感じたのです。オンブレチェックの陰影と曖昧さはそのままに、手触りはサラッ、フワッ。昔の無骨なネルとは違って、薄手でドレープも美しい……。気になってすぐさま聞いてみると、素材はコットン50%、セルロース(再生繊維)50%のブレンド素材とのこと。実際に袖を通してみると、驚くほど軽く、しなやかで動くたびにふわりと風をはらみます。
原体験を想起させ、カルチャーの匂いを滲ませつつ、だのに品格も備えたオンブレチェックシャツ。今やすっかりオヤジになった自分が「着るべきオンブレ!」と心の中で叫びました(いや、実際に声に出していたかもしれません)。

▲ 上品な風合い、美しいドレープは、コットンとセルロースの絶妙なブレンドによるもの。シャツ10万4500円、パンツ15万4000円/ともにタエアシダ(ジュンアシダ)、メガネ4万9500円/モスコット(モスコット アオヤマ)、ネックレス2万9700円/、ブレスレット19万1400円/ともにスーマン・ダックワ(S.O.S fp 恵比寿本店)、シューズ10万7800円/フラテッリ ジャコメッティ(ウィリー)
“オンブレなのにエレガント”。上の写真を見れば一目瞭然なわけですが、当時の石井青年に伝えたとて、おそらく信じてもらえないだろうなぁ。ましてや「ピュアホワイトのスラックスと相性抜群なんだよ」なんて言った日にゃ、しばかれちゃいそう……。

▲ 小ぶりのレギュラーカラーも品をキープするポイントでしょう。10万4500円/タエアシダ(ジュンアシダ)
実際問題、年齢を重ねると、選びの目線やスタイリングにはどこかに上品さ、上質さが不可欠で、特にカジュアルスタイルの場合はなおさらのこと。免罪符が必要なのです。


▲ モノトーンな着こなしになじみつつ、このうえないアクセントになっているのがわかりますね。シャツは上と同じ、ブルゾン27万5000円、パンツ15万4000円/ともにタエアシダ(ジュンアシダ)、サングラス5万3900円/E5 アイヴァン(アイヴァン PR)、ブーツ17万1600円/フラテッリ ジャコメッティ(ウィリー)
日本を代表するメゾンブランドであり、エレガンスを貫くタエアシダのメンズラインゆえ、レディスコレクションで培われた、流れるようなシルエットの構築、ラグジュアリーな素材使いの手腕は、このシャツにも見事に落とし込まれています。
定番のデニムで王道の合わせを楽しむのも良いですが、大人になった我々はひとまずスラックスを合わせたいところ。青春の象徴をメゾンブランドのフィルターを通してエレガントに着こなすなんて、むしろオヤジにしかできない芸当ですからね。かくいう僕も、ワードローブに迎え入れて、あの頃のワクワクをアップデートする所存であります。
推薦者が語る「ココがすごい!」
今買って来春まで使えるめっちゃ便利な一着です
散々語り尽くしましたが(笑)、改めて。コットンとセルロースを配合した素材により、肌あたりが心地よいだけでなく、タックインした際のブラウジングもこなれて見える、と。まだまだ暑い秋口はタンクトップの上に羽織りとして着るのもよし、冬になったらインナーとしてアクセントにもなります。真夏以外、かなり着られるアイテムゆえ、一枚あると本当に便利ですよ。
石井 洋(LEON統括編集長・Web LEON編集長)
LEONのすべてを統括するオトコ。アメカジ、ヴィンテージをルーツに持ちながら、ドレススタイル、イタリアンカジュアルまで幅広く着こなす、ファッション番長でもある。
「タエアシダ メンズ」ってどんなブランド!?
日本のファッション黎明期を支え、今持って先頭を走るメゾン「ジュンアシダ」のDNAを宿し、デザイナー芦田多恵が2012年に立ち上げた「タエアシダ」。その待望のメンズラインとして、2019年に誕生したのが「タエアシダ メンズ」です。最大の特徴は、レディスコレクションで長年培われた圧倒的な仕立ての美しさと、女性デザイナーならではの繊細な視点が生み出す柔らかなエレガンス。最高峰のテーラリング技術、モードな遊び心と時代に即した快適さを巧みに融合させており、経験を重ねた大人にこそ相応しいラインナップが揃います。
■ お問い合わせ
ジュンアシダ(タエアシダ) 03-3463-8631
■協力
アイヴァン PR 03-6450-5300
ウィリー https://www.wheelieltd.jp
S.O.S fp 恵比寿本店 03-3461-4875
モスコット アオヤマ 03-6434-1070














