2026.09.22
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◾️ 「フェンディ」のマリア・グラツィア・キウリ デビューコレクション
「フェンディ」の3つのアイコン、バッグ・スーツ・ファーは、なぜ進化を止めないのか!?
洒脱、洗練、別格……そんな印象を一発で手にしたいならメゾンのアイコンに頼るのが近道。そして、その大代表が「フェンディ」のアイテムたちです。さらに、今年新チーフ クリエイティブ オフィサーとしてマリア・グラツィア・キウリがデビューコレクションを発表。今回は、そんな新たなフェーズを迎えた101年目のフェンディをじっくりとご覧に入れましょう。
- CREDIT :
写真/人物・谷田政史(CaNN)、静物・蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/四方章敬 ヘアメイク/ KEITA IIJIMA(mod's hair) 文/竹内虎之介(シティライツ)
オヤジの永久アイコンが魅せる101年目の軽やかな一歩とは?
![バッグ[W26×H14×D4㎝]50万7100円/フェンディ(フェンディ ジャパン)、【2】 [W48×H29×D24㎝]80万1900円(予価)※9月上旬発売予定/フェンディ(フェンディ ジャパン)](https://uploads-www.df-grid.com/image/2026/08/19091303512973/1600/og_18.jpg)
1925年、エドアルドとアデーレのフェンディ夫妻によって始まった「フェンディ」の歴史。1940年代には彼らの5人の娘たちが仕事に加わり、新しいエネルギーとアイデアをもたらしました。さらに1965年には気鋭のデザイナー、カール・ラガーフェルドを起用。クラシカルなファーの世界に歴史的な革命を起こしたのです。
そんなフェンディは今年創業101年目。新時代の幕開けを告げるコレクションを任されたのは5人姉妹の下、フェンディでキャリアをスタートさせ、昨年秋、フェンディに復帰したマリア・グラツィア・キウリでした。彼女が描き出す世界観の特徴は、メゾン100年の伝統にそっと添えられた軽やかさ。そのサラリとしつつも地に足の着いたスマートさが、ラグジュアリーの新たなムードを体現します。

原点回帰を果たした新たな
チーフ クリエイティブ オフィサー
マリア・グラツィア・キウリは1989年にフェンディでキャリアをスタート。創業者の5人姉妹とアクセサリーコレクションの製作に携わりました。その後ヴァレンティノやディオールでクリエイティブディレクターを歴任し、2025年10月、チーフ クリエイティブ オフィサーとしてフェンディに復帰。クリエイティブキャリアの原点回帰を果たしました。
Collection 【01】 普遍的……でも
実は進化するバッグ
「フェンディ」のアイコンといえば、まずは『ピーカブー』『バゲット®』というふたつのアイコンバッグです。今季はこの絶対的なツートップも軽やかに進化。普遍性と洗練されたモダンなムードが調和したその佇まいは、リラックスを求める時代のなかでしなやかに気品ある色気を漂わせます。
![バッグ[W26×H14×D4㎝]50万7100円、【2】 [W48×H29×D24㎝]80万1900円(予価)※9月上旬発売予定/フェンディ(フェンディ ジャパン)](https://uploads-www.df-grid.com/image/2026/08/19094147712845/1200/1_16.jpg)
▲ バッグ【1】 [W26×H14×D4㎝]50万7100円、【2】 [W48×H29×D24㎝]80万1900円(予価)※9月上旬発売予定/フェンディ(フェンディ ジャパン)
【1】 ルーツへの敬意が滲む新生『バゲット®』
柔らかでスリムな構造へと新たに生まれ変わった『バゲット® 26424』。ヴィンテージ感あるレザーにエンボスで施されたデビュー時のモデルコード“26424”が、ルーツへのオマージュを表現しています。
【2】 現代のニーズに応える進化型『ピーカブー』
『ピーカブー』の象徴であるツイストロックを備え印象的な表情を保ちながら抜群の柔軟性と軽量性を実現した『ピーカブー トート』ラージ。しなやかな構造とゆったりとした容量が現代のライフスタイルに寄り添います。
Point
軽やかにして精悍という、新たな気分の二面性を演出
![バッグ[W26×H14×D4㎝]50万7100円、ジャケット56万3200円、シャツ22万4400円/フェンディ(フェンディ ジャパン)](https://uploads-www.df-grid.com/image/2026/08/19110130123939/1200/3_4.jpg)
▲ 装いを完璧に仕上げる最後のピース
バッグは上【1】と同じ。ジャケット56万3200円、シャツ22万4400円/すべてフェンディ(フェンディ ジャパン)
小脇に抱えて持ち歩ける『バゲット®』本来の軽やかなムードを備えつつ、どこか男らしい精悍さをも身につけた最新作。ミニマルで上質なドレススタイルを完璧に仕上げる最後のピースとしてこれ以上ない相棒です。
Point
くったりとした質感が、今の時代のエレガンスを体現
![バッグ[W48×H29×D24㎝]80万1900円(予価) コート247万6100円(予価)、ニット18万4800円(予価)※ともに9月上旬発売予定/すべてフェンディ(フェンディ ジャパン)](https://uploads-www.df-grid.com/image/2026/08/19111131662566/1200/4_3.jpg)
▲ バッグは上【2】と同じ。コート247万6100円(予価)、ニット18万4800円(予価)※ともに9月上旬発売予定/すべてフェンディ(フェンディ ジャパン)
柔和なレザーの質感とゆったりとしたシルエットが、リラックス感を代弁するトート。それがピーカブーの進化型なら、ノンシャランに携えても隠しきれないエレガンスが滲みます。
Collection 【02】 クラシック……でも
今の空気を纏うスーツ
「フェンディ」が誇るテーラーリングの世界にも、マリアがもたらす軽やかな空気感は生きています。その象徴がジェンダーの垣根を越えたユニルックのセットアップ。フォーマルな様式に落とし込まれた肩の力の抜けた装いが、今の時代にフィットするナチュラルなシックさを薫らせます。
境界線を越えるしなやかな一着

▲ 着るだけで時代の空気を纏えます
ジャケット62万3700円、パンツ22万4400円、シャツ22万4400円/すべてフェンディ(フェンディ ジャパン)
本コレクションのランウェイで発表された男女共通の「ユニルック」。この革新的なアプローチを象徴するのが、フルキャンバス仕立てのダブルブレストジャケットと共地のパンツによるセットアップです。柔らかなラインのピークドラペルが印象的。
フェミニンとマスキュリンという概念を超え、しなやかに仕立てられた黒のセットアップにブルーのブザムシャツを合わせサラリとこなす。その機能的で洗練されたテーラードスタイルがファッションの新たなパラダイムを提示します。
Collection 【03】 象徴的……だからこそ
さらに際立つファー
「フェンディ」を語るうえでもうひとつ欠かせないピースが、メゾンの原点であり、エレガンスの核心ともいうべきファーです。そのラグジュアリーなアイコンを、ベーシックなトレンチコートの内側に配するあたりもマリア流。この一手でクラシックなコートスタイルは、俄然優雅に際立つのです。
ラグジュアリーを極めたトレンチ

▲ オーラ満点の色気に品格が滲みます
コート203万9400円(予価)、ニット18万4800円(予価)※ともに9月上旬発売予定、デニム18万4800円、ベルト10万3400円/すべてフェンディ(フェンディ ジャパン)
クラシカルなトレンチコートを革新的なディテールで再解釈。最大の特徴は、取り外し可能かつリバーシブルのインナーベストを備えている点。ラグジュアリーなカルガンシアリングが存在感を放ちます。
黒ニット&ブラックデニムというシンプルなスタイルに、別格の色っぽさを演出できるファー付きのコート。それでも無類の品格を漂わせるのが、ファーを極め、シックを知り尽くした「フェンディ」の真価です。
2026年10月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です
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