大人の夏コーデに最適！ な、アクセといえば？

先日、「真夏の白Tシャツを格上げする小物とは？」でご提案したネイティブジュエリーですが、まだまだオススメしたい！と思い、大人に似合うネイティブジュエリーを集めてみました！

ジャラつかないので腕時計と合わせやすく、重ね着けも楽しみやすいとあって、夏ジュエリーとして打って付けのバングル。今回ピックアップするのはターコイズ付きです。ターコイズといえば、ネイティブジュエリーにおける象徴的な石。昨今は良質なターコイズの産出量が減り、それにシンクロして良質なターコイズを使ったヴィンテージのネイティブジュエリーも軒並み価格が高騰しています。ということで、今回は良質なターコイズの簡単な見極め方をお教えしましょう。

まず色ですが、青みが濃いほどにハイグレードとされます。色が濃いほど密度と硬度が高く、おまけに純度が高くなることから色ムラも少なくなります。次に模様。マトリックスと呼ばれる模様は、例え青みが薄くとも美しければ価値が上がるので一様な基準はありません。しかし、一般的には色が濃く、そして模様が細かいほど美しいとされます。

と、ここまで説明しておいてなんですが、実はターコイズは同じような模様でも産地によって評価が異なり、また一般に流通するターコイズのほとんどは加工品だったりと、結構複雑なんです。よって、お店の人に聞くのが一番。産地や色、模様と複雑な分、バックストーリーが豊富なのがターコイズの魅力。お話を聞いているうちに、きっと欲しくなっちゃいますよ。

放射状の彫りが太陽＝サンバーストを表している、自然界と共存する農耕民族が故のモチーフのバングル。中央と両サイドにセットされたラウンドシェイプのキングマンターコイズは、スパイダーウェブ、いわゆる蜘蛛の巣のように模様が均一に入った希少性、品質の高いターコイズの代表例です。

アーティストのウィル・ヴァンデヴァーの作品となるこちら。氏の特徴である重厚で立体感のある台座に、スパイダーウェブが入った上質なオーバルシェイプのキングマンターコイズをセット。サイドには、ナバホ族の代表的なモチーフであるツイストロープがデザインされています。

シャープかつ繊細な彫りを披露する、ナバホ族アーティストを代表するロン・ベドニー作。上下シンメトリーにデザインされた太陽＝サンバーストモチーフの中央には、スクエアにカットされたターコイズが。バングル幅は約2cmと幅広で、手元で抜群の存在感を示します。

1940年代のヴィンテージバングル。ヴィンテージらしいシルバーのくすみ感が、夏の焼けた肌に似合います。大きめサイズのターコイズの両サイドには、スネークモチーフが。抽象的に表現するのはホピ族の特徴で、忍耐や努力、また再生や進化を意味しています。