軽やかにして微かに違和感をはらんだ一着
突然ですが皆さん「好き」の反対はなんでしょう? そんなの「嫌い」に決まってるし!とお叱りを受けそうですが、本当にそうでしょうか。きっと経験あると思いますよ、男女の間で一瞬にして好きが嫌いに変わったり、嫌いが好きになっちゃったり。つまりは好きと嫌いって実はコインの表裏。では本当の反対語はなにかというと、無関心です。どうです? 無関心……とっても寂しい響きでしょ。

▲ コットン52%×シルク48%からなる、贅沢な春夏素材を用いたダブルブレストジャケット。ナチュラルなシワ感と凹凸を備えた生地に繊細かつちょいトリッキーなチェック柄を配した軽やかにして艶っぽい一着です。一見サラリ、でも微かに違和感のあるこの仕上がり、やっぱり気になりますよね。ジャケット65万4500円、シャツ16万3900円、パンツ14万8500円、サングラス参考商品/すべてベルルッティ(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)、ネックレスはスタイリスト私物
ですが逆にいうと「気になる」さえあれば、そこから「好きになる」可能性は大いにアリということ。そこで、ベルルッティの新作ジャケットをご覧ください。春夏にふさわしいサラリな生地のチェックジャケットなんですが、よ~く見ると柄の配置が微妙にランダム。
しかも生地は贅沢なシルク混で、角度によって時折ツヤッと光るのです。これがなにやら無性に気になる、理由はわからないけど思わず二度見してしまう、という作用を及ぼすのです。
ここですでにアナタは彼女にとって気になる存在になっています。さらにベルルッティの場合、ノイズの塩梅が実に絶妙で、ほんのりとした違和感にも品格がある。こうなると、もう好きになるのは時間の問題。そもそもキニナルとスキニナルはたったの1文字しか違いませんしね。
2026年6月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
ベルルッティ・インフォメーション・デスク 0120-961-859
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