2016.07.25
欧州ファッション・リポート London編 Part.1
2016年6月、イギリスはロンドンにはじまり、イタリアはミラノ、フランスはパリでそれぞれ開催されたファッションショーを取材したLEON編集部員の現地リポートをお届けします。来年の春夏はどんなファッションの傾向があるのか、小誌LEONはどこに注目しているのかなど、お伝えいたします。
2016年6月10日〜13日
ロンドンコレクション London Collection:Men
クラシック(サヴィルロウをはじめとするテイラード大国ですから)を得意とする一方、こういった“いま”の匂いを上手に取り入れるあたり、今後ますます注目に値すると思います。
「バーバリー」や「アレキサンダー・マックイーン」など、ロンコレ常連ブランドが不在となった今回、そんなポテンシャルありな新進デザイナーたちのコレクションを中心に全2回にわけてリポートいたします。
のっけから言い訳がましいのですが、今回のロンコレは6月10日から13日の4日間だったのですが、小誌LEONの校了がぶつかってしまい、一日遅れの11日からの取材となってしまいました。よって初日のショーについてのリポートはありません。すいません……。
Close-Up 01
マッキントッシュ [Mackintosh]
CloseUp.02
MCM × クリストファー・レイバーン [MCM × Christopher Raeburn]
イエローやブルーなど強印象なカラーリングが目をひくコレクションで、MCMといえばなビセトス柄を大胆に使ったアイテムも魅力的でした。日本での展開を期待したいところです。
Close-Up 03
J.W.アンダーソン [J.W.Anderson]
一見、モンキーブーツなのですが、よくよく見るとスニーカーソールなんです。ドレス靴でスニーカーソールというパターンはすでによく見るアイテムですが、コチラの完成度はかなり高い! 実物をじっくりチェックしてみたいと思いました。
Close-Up 04
マーガレット・ハウエル [Margaret Howell]
いまの時代感である「リラックスしていて、でも大人っぽさも備わっている」を上手に表現しているマーガレット・ハウエルは引き続き要注目です。