世界一の都市“銀座”で男気を振りまくなら「グレーなトレンチ」vs「真っ黒ピーコート」さあどっち？

迷い、立ち止まることは、過去と現在を見つめ直す時間。悩みとは未来を描く羅針盤でもあって、悩むことは崇高で愛おしい行為。さあ、「グレーなトレンチ」vs「真っ黒ピーコート」の“究極かつ快楽な二択”に振り回されてみませんか？

CREDIT :: 写真／渡辺修身　スタイリング／吉野誠　ヘア／Takuya Baba（SEPT）　メイク／水野真理　文／竹石安宏（シティライツ）　編集／井原宏太、加藤寛太（ともにLEON）

色気は苦悩の量に比例する──昨今、そんな投稿がSNSで共感を集めています。これ、あながち間違いではありませんよね。迷い、立ち止まる。一見マイナスな逡巡も見方を変えれば、過去と現在を見つめ直す時間。悩みとは未来を描く羅針盤でもあって。だから、悩むことは崇高で愛おしい行為。さあ、ここからは日常を彩る“愛すべき悩み”の境地へ。

【A.グレーなトレンチ】vs【B.真っ黒ピーコート】

世界一の都市“銀座”で男気を振りまくなら「グレーなトレンチ」vs「真っ黒ピーコート」さあどっち？

style【A】

知的で品格を漂わせる「グレーなトレンチ」

銀座が“大人の街”と称されるのは、洗練された知的さや品格があるから。それはファッションにも通じることであり、大人の装いには知的さや品格が不可欠です。その好例としてご紹介したいのが、「ジルサンダー」のトレンチコート。

グレーのウールギャバジンを用いた男らしい佇まいの一着は、英国の軍服を出自とする正統感や、原点をうかがわせる機能的なディテールなど、知的で品格溢れる仕上がり。まさに大人の街・銀座に映える、モダンで洗練されたグレートレンチ。着こなしは、知的にキマる、グレーのグラデーションコーデがオススメです。

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◆ ジルサンダー

男心をくすぐると分かってる完成度

2枚の生地を重ね合わせて一枚に仕立てた、しっかりとしたダブルスプリッタブルウールギャバジンのトレンチコート。両肩のストームフラップや着脱できるエポーレットなど、機能的ディテールが満載。大きな襟は、立ててスタンドカラーとしても着用できます。モダンなオヤジが銀座に降臨！

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style【B】

可愛さも秘めた男らしさで勝負する「真っ黒ピーコート」

男らしさは、お洒落にとって大切な要素のひとつですが、それだけでキマるほど大人の世界は甘くないのが現実。頼り甲斐のある男気と同時に、やんちゃな愛おしさや爽やかさを抱かせることも不可欠と、LEONは考えます。

で、オススメなのが、リブランディングが話題な「ルシアンペラフィネ」のピーコート。オリジナルに通じる無骨な雰囲気ですが、素材は軽やかなウールカシミア。現代的にモディファイしたスマートなシルエットが若々しく、やんちゃな印象が漂います。大人の街、銀座になじみつつ、少年のようなみずみずしさをも纏える一着です。

◆ ルシアンペラフィネ