英国名門ブランド発！ “柄”で魅せる新作アウターの進化する装いとは？【6選】

厳然たる品格の象徴として語られる英国紳士ですが、その実彼らはチャーミングな遊びの達人でもあります。シックなスーツの足元にチラリと覗かせる派手色ソックスなどはその典型例。で、英国屈指の名門である「アクアスキュータム」もまた、品位と遊びを両立させる名手。

今季は、ひとクセ利いた柄使いで絶妙な遊びゴコロを表現しています。これぞ、モダンブリティッシュの最新形。装いのアップデイトに効果抜群ですよ

コートと同じAQロゴ柄のキャップをおソロで合わせつつ、シャツにも柄を差して遊びを加速。伝統のクラブチェック柄を大胆に拡大・縮小しつつクレイジーパターンにした、コチラも技アリの一枚です。パンツは骨太なミリタリー調。

英国コートの大定番といえばステンカラー。コチラはそれを岡山産のデニム生地で表現した進化版……と、それだけに終わらないのがココンチの手腕です。一見無地ながら、光に照らされるとまるで炙り絵のように織り柄が出現。ブランドアイコンのAQロゴがじわりと浮かび上がります。

ちなみにデニムのように太い糸を使う生地に織り柄を施すのは、技術的にも極めて高度なんだとか。カタチは正統派にして、技アリの柄使いで際立てる一着です。

上寄りのボタンだけを留めてAラインを強調しつつ細身の白パンを合わせれば、フレンチトラッドにも通じる小粋なスタイルに。パンツはしっとりとした肌触りのピーチスキン加工、ニットはしなやかなファインウールにシルクをブレンドしたハイゲージと、贅沢な素材選びもキモ。

上と色違いのウールシルクニットと、定番デニム素材を使用したジーンズをコーディネート。ブルー系で統一したシンプルな色使いながら、立体的なコートの織り柄でメリハリ上手にまとまります。ポケットにはクラブチェック柄のマフラーを無造作に挿して、アク足し。

軽やかなポリエステルに、シーズンモチーフの“アーキテクチャー”柄をあしらったフィールドジャケット。スタイリッシュな黒から、艶やかに柄が浮かび上がります。薄手ながら適度なハリコシも備え、シルエット美も秀逸。撥水素材ゆえ悪天候でも安心です。

美しい編み目が表現された繊細なニットに、ウォームな起毛感が魅力のモールスキンパンツを合わせて洗練を演出。本来タフなミリジャケも、シックな色＆素材使いでオトナ顔に仕上がります。

身頃とフードには暖かなキルティング生地、袖にはボアフリース素材を採用。キルト部分にはアクアスキュータムの代名詞・クラブチェックを思わせる柄がステッチワークで表現されています。デザインもさることながら、縫製技術の高さにも舌を巻く一着。

なめらかなタッチに仕上げたカットソーとハイゲージニット素材のパンツで築く、洗練のリラックススタイル。ミニショルダーバッグで軽快に。

最初にご紹介のコートと同じAQロゴをジャカード織りであしらったシャツジャケット。コチラはコットンポリエステル素材で上質な艶やかさも備えた風合いです。シャツのようにサラリと羽織れるスナップボタン式で、秋口から登板可能。冬場はロングコートを重ねても映えますよ。

ネイビーのトーン・オン・トーンに色気を加えているのが、胸元にあしらったボルドー×ネイビーのストール。よく見るとコチラもAQロゴ入りで、アクセントとともに統一感を高める効果も。

生い茂る植物の上をロンドンの守り鳥が飛び交う、英国らしいプリント柄シャツ。ちょいレトロな色使いも魅力で、一枚で着てもインナーにしても使いやすい表情です。小ぶりなレギュラーカラーと適度にスリムなシルエットで、モダンさの表現も忘れません。生地はしなやかでありながら、サラリとした肌触りも併せもつ微起毛素材。

ナイロン×レザーで仕立てたバッグも多彩なバリエで登場。

【上】 体になじむ立体構造を採用したスリングバッグ。コンパクトながらミニサイズのタブレットも入り、優秀な収納力を誇ります。ストラップを取り付ける位置を変えられるため、左右両側から背負うことが可能。

【中】 ベーシックなデイパックは13インチのPCが収まるサイズ感。両サイドにはペットボトルなどが入る隠しポケットが備わります。

【下】 外側にふたつのポケットを備え、タブレットやPCを収納可能。デイパック同様、両サイドの隠しポケットと肩掛け用のショルダーベルトも採用。ビズにもオフにも使えます。