大人が着るべきTシャツはリッチでポップ【Part2】

首回りや袖口にボディと色違いの生地をパイピングであしらった「リンガーTシャツ」。一枚でもしっかりアクセントになり、旬なアメカジ感や大人の茶目っ気も演出できる今夏注目のアイテム。【Part1】に引き続き、【Part2】もぜひお楽しみください！

【Part1】はこちらをチェック！

今回ご紹介するリンガーTシャツは、昔ながらのカレッジテイストのそれとはひと味違うラインナップに。首周りと袖口をあえて別の色であしらっているものや、フェイクレイヤードや折り返しでパイピングを表現しているものなど、ちょいクセのある変わりダネをご用意しました。差別化を狙いたい方はぜひご参考に！

コットンにカシミアを混紡し14ゲージで編み立てたニットTシャツ。ライトウェイトの軽い着心地が特徴で、胸元のエンブロイダリーロゴがアクセントに。ボディのネイビーに合わせた袖とスズランロゴのブルーが統一感を香らせる一方で、リブ襟のホワイトとのコントラストが存在感をアピールします。

イタリアの伝統的なモチーフであるマヨリカ柄をプリントしたこちら。滑らかな質感のコットン生地は肌あたりが良く、リッチ感も滲ませます。ホワイトで切り替えた襟はリブに、袖はフェイクレイヤードにすることで、黒ベースでも重たくなりすぎない軽さを演出。

コットンウールのニットTは、適度な肉感のレギュラーフィットとあって型崩れしにくいのが特徴。ポップな夏らしさを漂わせるブルーのチェック柄を、ロゴと袖裏＆裾裏にジャカードでデザイン。それを折り返して脇部分のみを縫い付けているため、リンガーTのようなアクセントになるとともに立体感も与えてくれます。

夏の軽装をもっとポップにこなしたいなら、こんなバイカラーの変則リンガーTシャツもアリ。マスタードとパープルのコンビカラーが目を引くこちらは、今季のキーワードのひとつである「English Heritage」より着想を得てデザイン。エイジドウォッシュ加工による日に焼けて色あせたような風合いが、古着ライクな着こなしを演出。一方で、メゾンらしい上品さもしっかり残しています。

背面にもひび割れ加工を施したレタードパッチが鎮座。目を引くパッチの上には、メゾン マルジェラを象徴する「4本の白いステッチ」が。