大人にこそ似合う真夏の短パンは、この4本！

短パン（ショーツ）スタイルで懸念されるのが、夏は軽装ゆえに短パンだとなおさら味気なく見えてしまうこと、さらにラフすぎて子どもっぽく見えてしまうこと、ではないでしょうか。味気なさ問題については別記事のカーゴショーツで解決できるので、そちらをご参照あれ。で、ラフ問題についてですが、それはグルカショーツで解決できます。

グルカショーツとは、19世紀にネパールの山岳民族で構成されるイギリスの傭兵部隊が着用していたものがルーツ。別記事のグルカサンダルでもご紹介していますが、暑さ対策や動きやすさを得つつ、イギリス軍の傘下とあってクラシカルなスラックスの要素を取り入れているんです。

最大の特徴はウエストのストラップ。これによりベルトなしではけるようになっています。また、通気性を高めるためにプリーツを入れ、ゆったりとしたシルエットになっているのも見どころ。まさしく、快適にして上品見えする大人にこそ似合う最強の短パンってことなんです！

LEONでも活躍する人気スタイリスト・四方氏が監修したこちらのグルカショーツは、1980年代のヴィンテージを参考にしたもの。前後に入れた2プリーツにより、ゆとりのあるシルエットに。生地はコットンドリルを採用し、ほどよい厚みとハリ感が特徴。ウエストはダブルストラップを採用。グルカショーツらしさを強調したそのデザインをより楽しむため、トップスはパンツインがオススメ。クラシック&ヴィンテージな雰囲気が、大人のショーツスタイルに仕上げてくれます。

年代によって仕様がさまざまに異なるグルカショーツ。こちらはストラップなしの2ボタンタイプを採用。2インプリーツによってゆったりとしたシルエットを描きつつ、微光沢感のあるスーパーファインコットンツイルによって、品の良さもしっかりキープしてくれます。

今シーズンのテーマに掲げるトロピカル モダニズムが、まさしく現れたこちら。ダブルストラップと2インプリーツがグルカショーツらしさをアピールしつつ、グレイッシュなグリーンとドレーピーなポリエステル×ウール地が、ほんのりと色気を主張してくれます。

2インプリーツの開放的なはき心地を、リネン×コットンのサラリとした肌触りが後押し。センタークリース入りとあって、さらにドレッシーな雰囲気を楽しめます。それでいて、長めの持ち出しやボタン付きのベルトループに、ミリタリーが出自のグルカショーツらしさが。