たまには女子ウケよりも男子ウケ!? 大人が着るべき「ヴィンテージ風Tシャツ」がコレ！

バンドTのみならず、アートTやムービーTなど、ヴィンテージのプリントTシャツが人気の昨今。有名なバンドや映画となると、結構なお値段がつけられちゃってますからね。まぁ、オヤジに出せない額ではないんですが、とはいえ状態やサイズなど自分に合った一枚を見つけるのはかなり大変。そこで注目なのがヴィンテージ顔の新品です。

ヴィンテージ界隈ではオリジナルではないコピー品をブート物と呼んだりしていますが、昨今はオフィシャルで再販したり、はたまた当時のモチーフを使ってリデザインされたプリントTシャツも続々とリリースされているんですよね。

今回ご紹介するのは、さらにヴィンテージ加工を施したもの。ヴィンテージな雰囲気を楽しみつつ、マイサイズを選べるのがうれしい限りです。リアルヴィンテージにこだわるのもいいですけど、気軽にヴィンテージテイストを楽しむってのもアリでは？

ボディの色褪せやプリントのかすれ具合まで、リアルヴィンテージと見間違うほどの仕上がり。ただし、そのヤレた風合いはラフに着こなしてしまうと、大人（特にオヤジ）の場合は少々見窄らしくなりがちです。それを回避するために、パンツはスラックスタイプを選ぶべし。モノトーンでモードを意識したり、リッチなレザーサンダルを合わせるなど、あからさまな古着スタイル（アメカジスタイル）にまとめないのがコツです。

ヴィンテージのプリントTシャツのなかでも、特に人気なのがバンドTです。こちらはヴィンテージのエッセンスを取り入れつつ、現代的に解釈したニューヴィンテージなグラフィックTシャツを手がけるブランド。メタリカとザ・フーのバンドTを、リアルな加工で表現しています。ボディのフェード感も、実に味わい深し。

90年代のガレージロックやヒップホップを聴いていた人なら、きっとわかるはずです。2枚とも有名アーティストのヴィンテージプリントを新たにリデザインしたもの。90年代的でありながら、ボディのシルエットはイマドキなゆったりめなので、ヴィンテージな雰囲気と今っぽさの融合を楽しむことができますよ。

ここ最近グッと人気が上がっているのが、ハーレーダビッドソン物。言うまでもなくアメリカンバイクの象徴的メーカーですが、プリントのバリエーションが豊富で、さらに90年代のアメカジ感がストレートに楽しめるのがその理由です。それにつられて、新品への注目も高まっています。

こちらがバックプリント。新品ですが、このワイルドかつ迫力のあるグラフィックは、まさしく90年代アメリカンな雰囲気満載です。パンツインすると、さらに雰囲気アップ！

ヴィンテージ加工において定評のある同ブランドからは、90年代のレギュラー古着に着想を得た2枚をご紹介。上はヨセミテ国立公園を、下はモノクロのフォトとレタードが当時らしさをアピールします。ともにSP加工で味を出しつつ、シルエットはイマドキなゆったりめに。

下のTシャツには、1960年代に巻き起こったアメリカンインディアンムーブメント、通称AIMをモチーフにしたプリントがバックにまでびっしり。

レトロフューチャーな感じが、フェード加工などと相まってヴィンテージな雰囲気をより一層楽しませるこちら。侵略者という英語とともに描かれた未来の宇宙船が、実にコミカルです。シルエットはゆったりめ。アームも広く取ってあり、今っぽいサイジングで着られます。

バックスタイルはこんな感じ。いわゆるムービー物をイメージした一枚で、エンドロールを想起させるクレジット表記とロゴがプリントされています。