いつものメガネが「ちょい垂れ目」になるだけで……モテる!?

尖るのもなかなか難しい時代。だからといって丸くなるわけにもいかないのが、オヤジたるもの。そこで、ちょい垂れ目なメガネです。パンダよろしく、表情に愛嬌を生む垂れ目なメガネは、ワイルドをキープしたままマイルドな近寄りやすさを取り入れられる、モテる一本なんです。

CREDIT :: 写真／人物・黒沼諭（aosora）、静物・鈴木泰之（Studio Log）　スタイリング／中西真也　ヘア／Takuya Baba（SEPT）　文／竹内虎之介（シティライツ）　イラスト／つがおか一孝　編集／市村広平、加藤寛太（ともにLEON）

「ちょい垂れ目」メガネの“違和感”はハズしの妙。つまりお洒落に見えます

ボストン、ウエリントン、そしてスクエアなどオヤジの目元の定番スタイルにも、いま「ちょい垂れ目」の波が押し寄せています。でもってこれが一見王道でありながら、見る者の記憶にうっすらと“違和感”を残します。

その実ちょっとした違いですが、目元の変化だからこそ違和感は鮮明に映る。これって言わば、ハズしの妙。つまりはとってもお洒落に見えるのですね。

“ボストン”が「ちょい垂れ目」になると……

数あるシェイプのなかでもボストンは、優しさや親しみやすさを感じさせる包容力抜群の玉型。そんなボストンが「ちょい垂れ目」になると……垂れ目特有の甘さや洒落感がほんのりと薫り、なんとも気になる目元となります。

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◆ ジャック・マリー・マージュ

クラシックムードのコンテンポラリー

一見ヴィンテージのような雰囲気ながら、実はどこにもないユニークさを備えたセルフレーム。キーホールブリッジやクラウンパントに近いラインなど、クラシック要素を絶妙に取り入れたコンテンポラリーな一本です。

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“スクエア”が「ちょい垂れ目」になると……

スクエアシェイプのセルフレーム、なかでも大ぶりのソレは、クールな存在感が溢れる一本。そんな強印象なスクエアが「ちょい垂れ目」になることで描き出すのは、近寄りやすい親近感。強印象なのに親しみが生まれるという、女性を惹き込む目元になります。

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◆ カトラーアンドグロス

英国紳士の洒落っ気薫るアイコンフレーム

映画『キングスマン』で使用され、記憶に残るキャラクター作りを支えたアイコニックな一本。ウエリントンのサイドのエッジを少し下げ、ちょい垂れ目に仕上げられた独特のスクエアシェイプに、ソフトかつ洒脱な男らしさが薫ります。

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2025年7月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

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