いま、大人の白デニムに最強の相棒といえばコレ！

クリースの入った白パンツは、確かに大人の夏コーデにおいて定番的人気です。しかし、LEON.JPが今季注目しているのは、男らしさが漂う白デニム。

折しも、今季はサファリジャケットが人気。4つポケットが示す男らしさに、白デニムは打ってつけです。とはいえ、狙うのは無骨なアメカジではなく、むしろエレガンス系。色落ちのインディゴデニムだと夏には少々野暮ったさが気になりますが、白デニムなら比較的上品で涼しげに見えます。

サファリジャケットも、テロっとした生地や明るいトーンといった土臭さを抑えたものを選ぶことで、エレガントな印象に。今季注目の70年代スタイルともマッチします。

本来なら無骨なアイテムを色や素材で上品顔に昇華するのは、大人カジュアルの鉄則。軽過ぎると物足りない、重いと暑苦しい大人の夏コーデにおいて、男らしさとエレガンスの両立は結構使えます。

浅めの股上に細身のテーパードと、デニムならではの野暮ったさを感じさせない洗練シルエットが魅力の1本。とはいえ、ウォッシュ加工された白デニムは程よくこなれ感があり、テラコッタカラーと薄手のコットン生地を採用したサファリジャケットとで、男らしさとエレガンスを両立したスタイルを楽しめます。

フラップ付きの4つポケ仕様は、間違いなくサファリシャツ。ですが、素材は100%テンセル。さらっさらのツルッツルなんです。そのドレーピーな生地感に、土臭さなんて皆無。ライトベージュカラーも相まって、白デニムとならクリーンで上品な印象を満喫できます。ぼやけた感じにならないよう、インナーは濃色を。

トリアセテートと高収縮ポリエステルをブレンドすることで、トロミがありながらもナチュラルな風合いと、ワンウォッシュを施したような味のある色合いを表現。4つポケットもフラップからボタンを廃したことで、エレガントな印象に仕上げています。チャコールカラーも都会的な印象に一役買っています。

サファリというよりミリタリー色の強い土臭さ全開の一着に見えますが、着丈がやや短くゆったりとしたシルエットは意外にもヌケ感あり。ウォッシュ加工による味の出たオリーブグリーンとの対比で、白デニムが一層爽やかに見えます。インナーも柔らかく明るい印象の色を選ぶのがポイントです。