2015.09.24
「快楽主義」でスーツを選ぼう
スーツを「快適」「着心地」「おしゃれ」などの“快楽”として楽しむコツを伝授。"スーツはただの仕事着。着心地が悪くて当たりまえで、お洒落は不要"…といった偏見をお持ちの貴方に。
"スーツは我慢"はもう古い! "むしろスーツ"の時代です!
しかし昨今は、カジュアル化の波や生地や仕立ての進化によって着ていて楽チン、着こなしも自由自在なスーツが豊富に台頭してきています。一方で、ココゾの時やハレの日に着るだけで「とってもステキ♥」な賞賛が得られる花形スーツも勢力拡大中。
そう、スーツはいまや、ひと口に括れないほどの史上最大のバリエーションと楽しみ方が広がっているのですね。 というわけで本項では、着ていて、見られて「気持ちいい」スーツを厳選大公開! 新時代のスーツ選びは、"快楽主義"で幕を開けます!
快楽スーツの1着目!
楽チンにしてほどキッチリな「ナイロンスーツ」
梳毛ウールなどの重厚なタッチとは真逆のスポーティなカジュアル感は、着るだけで若返って見えるほど。しかも化繊だから手入れも楽チン。
少々の汚れなら水ぶきで落とせるし、着用でのシワも味わいとなるので気になりません。そして極め付きは、ドレスシャツは当然、Tシャツなどの簡単インナーでも装いが成立してしまう驚異の包容力。
もちろん上下揃いだから、ほどほどにキッチリ感を備えているのは言わずもがな。お洒落オヤジはもちろん、面倒臭がりな人でも手軽にパリッと美しく。これぞ買って損なしの快楽スーツです。

シャキッとした張り感と快適な着心地の鍵である豊かなストレッチ性を兼備した、高密度素材を使用。ジャケット12万円、パンツ5万5000円/ともにニール バレット(ニール・バレット・ジャパン)
ご覧くださいこの寛ぎ感! スポーティな装いがこんなに自然に。この気軽さを知ったらもうヤメられません! パーカ3万8000円/ラグ&ボーン スタンダード イシュー(ラグ&ボーン 表参道)、カットソー6500円/ジェームス パース(エストネーション)、靴3万5000円/オルフィック(アルファ PR)、ブレスレット40万円、リング19万5000円/ともにフレッド、サングラス3万3000円/オリバー ゴールドスミス(オブジェ・イースト)、アンクレットはスタイリスト私物、時計は右ページと同じ
Check Point ナイロンスーツはここがキモ

快楽スーツの1着目
ナイロンスーツのこなしとテクニック
ナイロンスーツは軽快にして肩肘張らない楽チンさが最大の魅力です。その特異まれなる"軽さ"をファッショナブルに活かし尽くす最新コーディネートのキモをすべてご覧にいれましょう。

ドレッシーなジャケットの襟立てはどうしてもキチッと立ってしまいますが、ナイロンのそれは素材特性により、適度なところで形がキマるのですね。カットソー1万3800円/ディーゼル ブラック ゴールド(ディーゼルジャパン)、メガネ3万5000円/フォーナインズ、そのほかは右と同じ
■右:カットソーで楽にキマる
Tシャツやスウェットなどをさらりと合わせるだけで、簡単に格好良くキマるのがナイロンスーツの良いトコロ。スーツは左下と同じ。カットソー9000円/ヴィンテージ55(三崎商事)、ネックレス31万3000円、バングル130万円/ともにシンパシー・オブ・ソウル(S.O.S fp 恵比寿本店)、時計6万3000円/テンデンス(テンデンスジャパン)

スポーティなスーツの特性を最大限に活かした鞄となるのがバックパック。両手がフリーになるゆえ楽チンさも無限大です。男性●バッグ12万9000円/トッズ(トッズ・ジャパン)、そのほかは上と同じ 女性●カーディガン17万円、ニット5万6000円、パンツ12万円/すべてマルゴン(三崎商事)
■右:インにタートルで秋冬も寒さ知らず
薄手だから寒そう? いえいえ防風性に優れた化繊生地ですから、インに保温性の高いタートルなどを着込めば攻守に隙ナシです。スーツは下と同じ。ニット4万4000円/クルチアーニ(ストラスブルゴ)、サングラス4万7000円/バートン ペレイラ(デコラ)、バングル36万3000円/ダミアーニ(ダミアーニ銀座タワー)、時計32万円/タグ・ホイヤー

切り替えデザインが特徴のバイカラースーツ。構築的な肩周りで、ドレッシーな装いにも対応。ジャケット4万5000円、パンツ1万9000円/ともにアンルート(アンルート 銀座)
■右:Teätora (テアトラ) :シブみと寛ぎを両立させたカラーが秀逸
カーキをブレンドしたグレーカラーが今季らしさを主張。パンツは腰ゴム式でトレパン風に単品使いも可能。ジャケット5万4000円、パンツ2万8000円/ともにテアトラ(ロスコ)
スナップ・木村金太 スタイリング/人物・吉野 誠、インテリア・窪川勝哉
ヘア/Fukami Shinya(Mondo-artist) メイク/ARIKAWA(Mondo-artist)
文/長谷川 剛(04)、瀧川修平、いとう事務所
イラスト/さくらい はじめ、藤本晃司 撮影協力/バックグラウンズファクトリー
2015年11月号より抜粋













