お洒落なイタリアオヤジたちは、定番のジャケパン姿でも季節感の演出に余念がありません。この春夏、とりわけ目立っていたのが、全面にストライプ柄をあしらったアンコン仕立ての淡色ジャケットです。シャツを合わせれば端正に、カットソーでも軽快にキマる新定番が一枚あれば、お出かけの足どりまで軽くなること請け合いですよ。
ダークトーンな装いが軽快にアップデイト
幅により主張の度合いが大きく変わるのもストライプジャケットの醍醐味です。
無論太いとアクが強くなるのはご覧のとおり。とはいえベースが白なら悪目立ちせず、俄然軽やかな雰囲気に仕上がります。
▲ ストライプが太いと遠目にも主張します。
リゾート地の上品オヤジを彷彿
ダンガリーシャツにストローハットの男クサくこなれたスタイリングに、コロニアルなグレージュカラーのストライプジャケットをオン。一着でリッチに昇華する好例です。
▲ 初心者は主張控えめな白の細ストライプが◎
真っ白コーデの軽快な引き締め役に
スニーカーまで白一色のラフな装いを、ストライプジャケットで品良く引き締めたロマンスグレーなオヤジさん。狭いVゾーンからヘンリーネックをチラリと覗かせるテクニックも参考になります。
▲ ストライプのダブルならスリムに見える効果大。
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◆ チルコロ 1901
こう見えて伸縮性抜群な
ジャージージャケットです
南イタリアの注目株が手がけるジャケットの見ドコロは、リアルな転写技術にあり。同品も例に漏れず、立体感のある刺し子風のオックスフォード生地に刺繍であしらわれたようなストライプ柄はなんとプリントによるもの。ポリウレタン混コットン製ゆえストレッチも効きまくりです。
▲ 6万3000円／チルコロ 1901（トヨダ トレーディング）
◆ ビームス F
ピッティで大注目のベージュジャケットをビームス流にアレンジ
イタリアの名門ソルビアッティ社が誇る、高級リネンで作られた背抜きジャケット。ベージュにグレーストライプの淡色なコンビネーションは、アースカラーで作るコロニアルスタイルの軸に最適。Vゾーンは浅めゆえ、カットソーとも好相性です。
▲ 7万2000円／ビームス F（ビームス六本木ヒルズ）
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◆ バグッタ
シャツブランドが培った技術を
ジャケットに昇華
真夏でもジャケットを着なければいけない局面で重宝すること請け合いな名品が、おなじみバグッタから登場。コットンのシャツ生地で作られているため、汗をかいてもケアが楽チン。ストライプシャツを羽織る感覚で、白Tに合わせて軽快に着こなしたい。
▲ 5万3000円／バグッタ（エストネーション）
◆ ザ ジジ
狭めに施された8ボタンがアイコニックです
定番の8ボタン付きダブルブレストジャケット「ジギー」を、裏が透けるほどざっくり編んだリネン素材で夏仕様に再構築。織り柄で表現された主張の控えめなストライプ柄もさり気なくて好印象。ナチュラルストレッチが効いているため着心地も良好です。
▲ 11万円／ザ ジジ（アマン）
2020年5月号より
※掲載商品はすべて税抜き価格です
※掲載商品はすべて税抜き価格です
■ お問い合わせ
アマン 03-6805-0527
エストネーション 0120-503-971
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
ビームス 六本木ヒルズ（ドレスフロア） 03-5775-1623
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