誰でも簡単にできる!? 大人なエロいデニムの着こなし方

タフさ、無骨さを演出するのに、デニムはうってつけ。ほどよくダメージ加工されたブルーデニムなら、なおのこと。昨今はヴィンテージデニム人気も再燃中とあって渡りに船ではありますが、とはいえ、いかにもなアメカジやワークスタイルでまとめてしまうと、無骨というより野暮ったく見えてしまうことも……。味出しデニムの無骨さをエロく見せるなら、シルエットとカラーリングがポイントになるんです。

まずはデニムパンツ自体をちょい細身にすること。腰元やワタリにはほどよいユルさがあり、裾に向かってテーパードのかかった美脚シルエットがイチオシ。ハードな色落ちやダメージも、すっきりしたシルエットなら野暮ったく見えませんからね。

さらに、合わせるトップスをダークカラーでまとめるのも重要。アメカジではなく、ドレスやモードな要素と組み合わせることで、タフさとエロスのバランスが取れるんですよね。ね、言われてみれば、結構簡単でしょ？

くっきりと現れた、通称ヒゲと呼ばれる色落ち。そこだけを見るとワイルドですが、全体のシルエットが細身とあってスッキリとして見えます。そこにタートルネックニットとジャケットを黒で揃えて合わせれば、モードな色気顔に。ラペルにあしらわれたジップも、その印象を後押しします。もちろん、足元も黒で。スニーカーじゃなくブーツってのが、エロさを引き立てます。

スリムフィットの定番人気モデル「アンバス」。10年間はき込んだ様子を表現したメリハリのある色落ちは、ヴィンテージデニムと見間違えるほどリアル。それでもスリムなら野暮ったく見えません。ストレッチが入っているので、はき心地はノンストレスですけどね。

ほどよくスリムなレギュラーフィットで、テーパードによってスッキリと見せてくれます。それだけに、かなり濃淡のハッキリした色落ちやポケット周りのダメージ加工も土クサさはなし。むしろそのダークトーンが、モードなエロスをアピールしてくれます。

2021年にデビューしたばかりの、デニムを中心に展開するブランド。直線ではなくゆるやかなカーブを描くテーパードシルエットによる美脚ラインは、ヴィンテージデニム顔負けな味のある色落ちやハードなダメージ加工をもスマートに見せてくれます