伸びるドレスシャツはビジネスパーソンの基本なのを知っていますか？

スーツのオーダーを突き詰めると、シャツに辿り着くというのは有名な話。難しい話じゃありません、シャツは体に最も近いアイテムと考えれば、最良のフィットを得るためには当然です。それは、コンフォートを追求した楽ちんスーツやジャケットにおいても同じ。外側がストレッチ抜群なのに、内側のシャツが伸びなければ効果も半減ですから。

そこで、今回ご紹介するのは楽ちんシャツ。それも、見た目がちゃんとビジネス顔なシャツを厳選いたしました。

これ、結構すごいですよ。鹿の子やカットソー地を使った楽ちんシャツは結構ありますが、今回ピックアップしたシャツは見た目に楽ちんさを微塵も感じさせません。それでいて、ストレッチ性はスポーツウェア並み。今まで楽ちんシャツに袖を通したことがない方は、きっと革命的な感動を覚えるはずです。そして、これ以外着られなくなることでしょう（笑）。

シャツ工房からはじまり、1993年から自社ブランドを展開するこちら。1970年代から続くシャツ専業が作る1枚とあって、その見栄えは実にきちんと顔。一見してコンフォートシャツとは思えません。カットソー用のミシンではなく、シャツ用のミシンで縫い上げる辺りに、その高い技術が示されています。

ご覧の通りのハイストレッチ。通常ここまで伸びるとシャツ用のミシンで縫うのは困難なのですが、ソンリーサはあくまでシャツ専業のプライドとしてシャツ用の縫製にこだわっています。

ホリゾンタルカラーがキレイなシェイプを描くこちら。裏前立てもしかり、その見た目は完全にドレス顔です。しかし、生地はナイロンにポリウレタンを14%もブレンド。スポーツ用のTシャツ並みに、高いストレッチ性を楽しませてくれます。繊細なストライプ柄も、実はプリントです。

スポーツブランドが採用するような機能素材を用いて、ドレスウェアを作る。そんなコンセプトではじまったブランドが作る1枚は、想像以上の快適性を誇ります。こちらは、独自開発したナイロンにポリエステルとポリウレタンをブレンドしたオックスフォードのプリント生地を採用。ストレッチ性だけでなく、通気性や防臭効果、防シワ性にも優れています。

コットンにナイロンとポリウレタンをブレンドしたポプリン生地は、高いストレッチ性を楽しませてくれます。ですが、あくまでコットンをベースにした生地はキックバックにも優れ、いかにも機能素材な感じを主張しません。つまり、近くで見てもちゃんとドレス顔をキープしているってことです。

1956年創業の老舗イタリアブランドによるこちらは、ナノ・ユニバースによる別注アイテム。その名もアクティブシャツで、素材にはナイロンにポリウレタンを14%もブレンドしています。その結果、スポーツウェア並みのストレッチ性を確保。スリムシルエットですが、ストレスなど皆無です。