意外と誰にでも似合う!? 一本あると便利なメガネとは？

ちょい不良（ワル）なオリーブにエロティックなボルドーと、視線が集まりやすいメガネによる色遊びは実に効果的です。できるなら服と同様にバリエーションを揃えたいところですが、なかなかそうもいかないもの。そこで、遊びゴコロを楽しめつつも普段使いにもなじむイエローがオススメなんです。

とはいえ、どんなイエローでもいいわけではありません。狙い目は、ビビッドなイエローではなく、淡くトロみのあるイエロー。ややくすんできた渋みのある大人の肌にぴったりなんです！ 日本人の肌色となじみが良いってのもポイントですしね。

定番のブラックよりも印象は断然軽やかで、顔全体のトーンが明るく見えますから、これからの季節に最適ですよ。

軽やかなトレンチコートにクリーム色ニットと白パンツを合わせた、いわゆるカフェラテカラー。実はこれも、日本人の肌の色となじみがいいんです。ということは、イエロー眼鏡との相性もバッチリってこと。表情が明るく、そして柔らかくなる分だけ、カフェラテカラーの優しい雰囲気をより一層アピールできますよ。

ブロウラインに存在感を持たせた、いわばチャンキーともいえるモデル「ヨンティフ」。そんな一本も、トロ甲を思い起こさせるこんなイエローブロンドカラーなら、柔らかな表情を作り出してくれます。薄っすらと入る縞柄が、レトロな雰囲気も演出してくれますよ。

キーホールブリッジをはじめ、クラシックをベースにしながらもどこかモダンな印象を受けるのは、この品良いイエローの賜物でしょう。モデル名は「アンドリューズ」で、シェイプはボスリントン。微妙にくすみ感のあるニュアンスイエローに、フランス製らしさを感じます。

スクエアシェイプとローブリッジが、クラシカルな雰囲気を楽しませてくれるこちら。透明感の高いイエローですが、彩度が控えめとあって実に品が良く見えるんです。そんななかにも、テンプルの芯金にはFFロゴが刻まれているなど、しっかりとラグジュアリー感を漂わせてくれます。

厚みのあるアセテートとラウンドシェイプ、そしてキーホールブリッジという組み合わせは、一見かなりキャラが強め。でも、とろみ感のあるくすみイエローとブルーレンズにより、いざ掛けてみるとなじみ良さに驚くはず。ゴールドカラーの飾り鋲が、上質感を主張します。

サーモントタイプの3105シリーズ。同タイプは一般的に貫禄や渋さを演出するのにうってつけですが、イエローならイメージは一変。丸みのあるレンズと相まって、軽やかさと色っぽさを与えることができます。ブロウラインとテンプルが、ともに細身なのもその印象を後押しします。