アディダス、LEE、ブリーフィング。人気ブランドのアウトドアラインがアツい！

ここ数年続くアウトドアブームは、専業以外のブランドがその一翼を担ってきました。異なるカテゴリーならではの意外なアプローチがあればこそ、シーンやスタイルを超えて広く支持されるようになったと言えますから。まっ、海千山千なオヤジにとって、ありきたりなアウトドアじゃ退屈ですしね。

ということで、今回は専業以外のブランドが展開するアウトドアコレクションの最新作をご紹介。アウトドア由来の素材やディテールを上手く落とし込むことで、らしさを生かしつつ新たな魅力を再発見できるとあって、各ブランドどれもなかなか気合の入った秀作を用意しています。ライバルとの差別化にはうってつけかと！

リーのアイコン的素材をアウトドアにアレンジした「リー・アウトドアーズ」。このジャケットには、10オンス・アーミー・ダックが採用されています。難燃顔料とコーティングにより焚火シーンにピッタリな一着に仕上げつつ、ワークアイテムならではの味のある風合いは再燃中のアメカジコーデにピッタリ。ジレやカフェオレカラーでまとめれば、こんな街着としても使える品良い大人スタイルに。

多ポケット使いの「ロコジャケット」がワークな香りを漂わせつつ、生地には難燃デニムを採用し、アウトドアでの着用を考慮したスペックに仕上げています。ストレッチ性も備えているので、アメカジ人気の今はアーバンでも重宝することかと。

アウトドアスポーツレーベルのアディダス テレックスと、ハイスペック&ハイセンスなアンドワンダーとのコラボコレクション。トレッキング向けの「フリーハイカー2.0 ハイキングブーツ」をベースに、どこかレトロ感のある配色に。海洋廃棄物をアップサイクルしたパーレイ・オーシャン・プラスチックが使われています。

軽さと耐久性を両立するリップストップ生地、高い吸湿性で長時間背負っても快適なエアロレディ機能など、そのアーティスティックなルックスとは裏腹に高いパフォーマンスを発揮するハイキング・バックパック。20.7リットルという容量は、デイリーに使うのにもうってつけです。

高い保温性をもたらしつつ、素材はコットン70%にリサイクルポリエステルを30%もブレンドしたサステナブルなフリースジャケット。シナプスや神経細胞に着想を得たグラフィックをあしらう胸ポケットなどは、リサイクルナイロン100%となっています。

今年ブランド初のアウトドアコレクションをローンチさせたブリーフィング。こちらはソフトクーラー。34リットルと、ソロもしくはふたりキャンプにちょうどいい大きさで、生地にはおなじみ500デニールのコーデュラナイロンを使用。ウェビングベルト然り、らしさを踏襲しつつ難燃加工を施すことでさらに高いパフォーマンスを発揮します。

ぐるりと一周するジップを開けると、円筒のトラッシュボックスに。耐久性、耐摩耗性、さらに難燃性を備えた500デニールのコーデュラナイロンなど、ブリーフィングらしいミリタリーな無骨さをアピールします。折しもキャンプシーンではミリタリーカラーが人気ですしね。

展開すると、直径は30cm、高さは42cmと十分な容量に。ジップを閉じれば、こんな感じにグッと薄くなり持ち運びに便利です。蓋にはジップポケットがあり、ゴミ袋のスペア入れとして使えます。