世界最高峰！ ロロ・ピアーナのカシミアは、大人にこそ相応しい！

1924年に創業した、高級スーツの生地メーカーとしてお馴染みのロロ・ピアーナ。イタリア屈指、いや世界屈指の名門であることは皆さまもご存知かと。同社は、自社で原毛調達から紡績、織り、仕上げまでも一貫して行うことで知られています。ピエモンテ州クアローナにある本社を中心に、紡績工場や毛織工場、仕上げ工場を置き、デザイナーや職人がまさに膝を突き合わせて最高級の生地を生産し続けています。
 
なかでも名高いのがカシミア。服地の素材における最高級素材を扱うことにおいて、同社は世界シェアナンバー1。同素材においても、ウールと同様に原毛から自社で調達するのはもちろん、カシミアの産地である中国に自社の研究施設までも所有しています。

また、そんなカシミアよりもさらにハイランクに位置する、絨毛の宝石と言われるビキューナにおいても同社は名門。しかも、希少ゆえに絶滅が危ぶまれていることを受けて、2008年には産地ペルーで自然保護区「フランコ・ロロ・ピアーナ保護区」を設立するなど、サスティナビリティに対する意識も高く持っています。
 
そんな最高級素材をふんだんに採用し、80年代からスタートした自社ブランド。カシミアを使ったウエアの魅力を知りたいなら、ここの一着に袖を通すのが最善です。

ここが作れば、ボンバージャケットもこんなにエレガントです。カシミアを採用した贅沢な一着は、単に高級素材を使っているだけが魅力ではありません。ロロ・ピアーナが誇る、天然素材にして撥水性を備えるレインシステム®加工により、実用性も備えています。

英国トラッドが人気の今季、こんなケーブル編みニットは狙い目。とはいえ、ここが作る以上はトラッドに傾倒し過ぎていないのがミソ。なにせ素材は、シルク・カシミア・リネンですからね。ケーブル編みの凹凸感も控えめで、あくまでラグジュアリーです。

こちらは、カシミアの中でもより柔らかな肌触りを楽しませてくれる、3／80のベビー・カシミア・エンジェルヤーンを採用。袖に腕を通しただけでわかる極上の肌触りは、春だけでなく初夏に着ても心地良いんです。夏にカシミアなんて、これこそ贅沢ですよね。

カジュアルなロングスリーブのポロシャツも、ベビー・カシミアで作るとこんなにラグジュアリーです。ベビー・カシミアは、柔らかさと共に軽さもひとしお。その軽やかなドレープ感と後染めによるペールカラーが相まって、スポーティにして品の良い一枚に仕上がっています。