【鉄板】圧倒的！ エキゾな財布5選

ほとんどの支払いがスマホで済む時代がやってきましたが、大人たるもの、財布はしっかりとしたものを持っていたい。財布にこだわる大人は、今も昔もスマートに映りますからね。

では、財布選びはどこに重きを置くべきか。大人がこだわるべきは小手先のデザインではなく、やはり素材そのものがもつ風合いでしょう。

チラ見せでも印象に残る、鮮烈な個性を持ったエキゾチックレザーの革財布を自然体で使いこなす。……いつの時代も、貫禄ある大人はエキゾチックレザーの扱いに長けているものです。

というわけで、ヘビにオーストリッチにサメに……、風格満点の各種エキゾチックレザーを用いた財布をピックアップしました。

パリの名門、カミーユ・フォルネの本作は、斑が美しく並んだミシシッピー・アリゲーターレザーを素材に用いたもの。中央の斑が大きく、両サイドが細かいのは、最も上質な背中の中央の革を用いている証であり、自ずとリッチな雰囲気が漂います。でも端正な作りが相まって、ギラついた感じはナシ。品格が滲むのは、さすがカミーユ・フォルネの仕事といえましょう。

エキゾチックレザー財布の中でも、とりわけハードボイルドな印象があるのがパイソンのそれ。ですが、英国・J&M デヴィッドソンの３つ折り財布はご覧の通り。パイソンならではの立体感、迫力を備えながらも土臭さは抑えた、まさに大人のパイソン財布なんですね。ちなみにコバ＆革張りの内装は、真紅。表革とのコントラストに、さらりと色気が滲みます。

希少な動物から得られるレザーを総称してエキゾチックレザーと呼びますが、気鋭のドメブラによるこちらはとりわけ珍しい“サメ”革ジップ財布！　網目状の深いシボが並ぶ革肌は、類を見ない静かな迫力と上質に満ちていて、持っていれば「それって何革？」と聞かれることウケアイです。ちなみにカードスリットは計18個と、収納力の高さも激レアの域!!

気品があるってのはこういうのをいうのでしょう。伊の名ファクトリーが生産を手掛ける薄作り財布の名手、ラルコバレーノの本作は、リザード革を用いたもの。スモーキーなベージュの色合いが、繊細なウロコ模様や淡い艶と相まって、冒頭の魅力を湛えています。なお切り目のコバは黒で、これが印象を引き締めている。ゴート革張りの内装はブルーと、鮮やかなコントラストも目を惹きます。

クイールマークと呼ばれる突起が特徴的なオーストリッチ革。並びの美しいものはとりわけ希少で、一枚革で使うとなるとなおさらですが、本物を追求するメゾンタクヤの本作は、まさにそれ。突起をあえて平坦にならさず残したハーフハンマー仕上げによって、オーストリッチならではのナチュラルな風合い、堂々の風格が堪能できます。エイジングによる味増しも、期待大です！