2019.10.22
黒タートルはお持ちですよね？ だから今季は「モノクロチェック」
パッと見ただけでお洒落と感じさせてくれる服は多くはないですが黒のタートルネックは間違いなくそのひとつ。1枚や2枚はお持ちかと思いますが、そんな黒タートルをもっとも今季らしく活かせ、なおかつモテるスーツがあるので、ここでご紹介いたします。
- CREDIT :
写真／蜂谷哲実（hachiya studio） スタイリング／四方章敬 ヘアメイク／古川 純 文／竹石安宏（シティライツ） 協力／アフロ
黒タートルの効能は、これ以上ないほど削ぎ落とされた無駄のなさが醸すモダンさとスマートさ、知的さなどを一枚で体現できること。それらが有無を言わさずお洒落に見える所以なのですが、そうした黒タートルの効能はそのままに、都会的でいまどきな印象にこなせるのがモノクロチェックのスーツというわけなのですね。
着こなしのお手本は稀代の洒落者アクター
洒落者として知られる英国人俳優、マイケル・ケインの60年代のプライベートショット。黒タートルにモノクロチェックのスーツを合わせた着こなしは、“フレンチシック”と呼ばれたスタイル。当時フランスのブランドや映画が注目された影響から、世界の洒落者の間で流行したスタイルです。のちに彼のトレードマークになるやや太めの黒セルメガネも、モダンでインテリな雰囲気を演出します。これも見習いたいですね。
洒落者として知られる英国人俳優、マイケル・ケインの60年代のプライベートショット。黒タートルにモノクロチェックのスーツを合わせた着こなしは、“フレンチシック”と呼ばれたスタイル。当時フランスのブランドや映画が注目された影響から、世界の洒落者の間で流行したスタイルです。のちに彼のトレードマークになるやや太めの黒セルメガネも、モダンでインテリな雰囲気を演出します。これも見習いたいですね。
そして、今季はコレが大豊作。インナーに黒タートルを合わせるだけという簡単さで、見るからにお洒落でモダンなスタイルが即完成してしまうんですね。
実はこの合わせ、60年代と90年代に流行し、“フレンチシック”や“フレンチカジュアル”と呼ばれたスタイルに見られたものであり、インテリジェンスなフレンチテイストも漂うというオマケ付き。お手持ちの黒タートルをインナーにもってくれば、テク不要で装えるゆえ、揃えておくと絶対重宝しますよ。
実はこの合わせ、60年代と90年代に流行し、“フレンチシック”や“フレンチカジュアル”と呼ばれたスタイルに見られたものであり、インテリジェンスなフレンチテイストも漂うというオマケ付き。お手持ちの黒タートルをインナーにもってくれば、テク不要で装えるゆえ、揃えておくと絶対重宝しますよ。
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これらがあれば、そのほかは不要です
ニット2万5000円／スローン、メガネ3万2000円／モスコット（モスコット トウキョウ）、靴7万9000円／クロケット＆ジョーンズ（ビームス 六本木ヒルズ）
黒タートル×モノクロチェックのスーツは、ミニマルかつモダンで都会的な雰囲気がキモ。ゆえに黒スエードのモンクストラップや黒セルメガネなど、小物類も無駄のないストイックなデザインのものでモダンさを引き立てるのが正解です。
モダンで洒落てる
モノクロチェックの一着
通常クラシックなチェックにモノクロは少ないですが、モードな感じの都会的なこなしが注目されているこの秋冬は、多くのブランドがリリース。オヤジさんが慣れ親しんだクラシックなパターンは、着こなしやすいばかりか落ち着いて見え、好感度も高いゆえ、下に挙げた3つを参考に吟味してくださいませ。
Suit 【1】
タータンチェック
ジャケット4万3000円、パンツ2万2000円／ともにエストネーション
◆ エストネーション
クラシック顔してその実、機能的です
毎シーズン大人気の機能系セットアップ『ファンクショナルウェア』の新作。ツイーディなタータンチェックは抜群の伸縮性を備え、芯地類を抑えた仕立てと相まってストレスのない着心地です。クリースが取れにくい加工も◎。
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Suit 【2】
ハウンドトゥース
17万円／ポール・スチュアート（ポール・スチュアート青山店）
◆ ポール・スチュアート
カッチリな見た目と裏腹な羽織り心地
ハウンドトゥースのダブルという実にクラシックなスーツ。上質なオーストラリア産ウールを用いた、毛足が長めでなめらかな肌触りの生地を軽やかに仕立てることで、羽織るような着心地に。ベースがメランジ調で着やすいですよ。
Suit 【3】
ウインドゥペーン
13万円／マッキントッシュ ロンドン（SANYO SHOKAI）
◆ マッキントッシュ ロンドン
凛々しいフォーマル感で貫禄アップ
定番の『ニューブリッジ』に比べ、長めの着丈や直線的な肩線でフォーマルテイストを加えた、『オックスブリッジ』モデル。キチンと見えるウインドゥペーンのフラノ生地は軽く柔軟で、見た目をいい意味で裏切る快適な着心地が味わえます。
2019年11月号より
※掲載商品はすべて税抜き価格です
※掲載商品はすべて税抜き価格です
■ お問い合わせ
エストネーション 0120-503-971
SANYO SHOKAI（マッキントッシュ ロンドン） 0120-340-460
スローン 03-6421-2603
ビームス 六本木ヒルズ（ドレスフロア） 03-5775-1623
ポール・スチュアート青山店 03-3406-8121
モスコット トウキョウ 03-6434-1070
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