ひと味違う!? 大人の定番スニーカーといえばこれ！

いまや、既存のスポーツブランドは言うに及ばず、老舗シューメゾンからもスニーカーが数多くリリースされて、まさに百花繚乱と言える状態です。

周囲に埋没しない違いを追求したいなら、ひと工夫加えられたベーシック＝プレミアムモデルを選ぶのも一興です。

そんな進化した定番モデルは、一目瞭然で分かる違いとは異なり、素材やデザインのさり気ないアップデイト具合がミソ。

言うなれば、フツウに見えて実は違う、「羊の皮をかぶった狼」的なモデルが、こなれ感をもたらす巧妙なアクセントとして持ってこいなのです。

「そのスニーカー、なんか違いますよね？」。そんなツッコミを入れられたらこちらのもの。単なる定番モデルではない理由を、さらっと話題に出せば、盛り上がること請け合い。その“微差”があるだけで一目置かれるのです。

アディダス オリジナルスのアイコンであるスタンスミスは、もともとはフランス人テニスプレーヤー、ロバート・ハイレットのシグニチャーモデルが起源。

今回、紹介するのは、その原型となったモデルに、今の空気感を反映したプレミアムシューズです。

ポイントは、ちょっと厚めのアウトソールとアーチを描くステッチライン。これは1960年代後期モデルへのオマージュが込められているんです。それが、なんともツウ好みでしょ。

通常モデルとは、ちょっとだけ趣が違いますし、それでいてシンプル顔ですから、ジャケパンやセットアップに合わせてもドンピシャです。

さらにヒールカウンター上部の起毛感のあるグリーンパーツや、通常はソール側面に施されるアディダス オリジナルスのロゴが入らないという控えめな仕様も、大人にマッチするかと。これは見逃せませんよ！

発売から50年以上愛され続けてきたプーマ スウェード。その最新作は、1970～80年代当時のキャットロゴ（目が付いているんです）を再現した、懐かしさ満点のモデルです。でも、単なる復刻じゃございません。

こちらは兵庫県姫路産のスエードを用い、丁寧に国内工場で作られた、なんと日本製。懐かしさと品質の高さ、どちらも満足させてくれること間違いなしです。

さらに注目すべきは、ノスタルジックなアッパーの色使い。上の「ブルー×イエロー」は、1970～80年代の人気モデルに採用されていたヴィンテージ感漂う定番色を再現。

さらにこちらの「パープル×イエロー」は、ヒップホップやダンス、スケボーなどのカルチャーが浸透していた80年代のアメリカからインスパイアされたというスタイリッシュな配色。

どちらも今新鮮に見えますし、ブナンではない、ちょっとヤンチャでアクティブな足元を演出するのにひと役買ってくれそうですよ。

ぽってりフォルムがファッション好きから支持されているだけでなく、クッション性と履き心地の良さにも定評のあるホカのクラシックモデル「ボンダイ 5」。

こちらは、その名モデルをベースに、アッパーのデザインをアップデイトした話題作です。

まず、アッパーをレザーにアレンジしているのがポイントで、スポーツテイストは残しつつも、プレミアム感が高まりました。

さらに、ブルーやオレンジなどのカラフルなステッチと、ふわふわな刺繍で華やかなアレンジが。

これにより、モードな雰囲気が漂うだけでなく、足元をワンランクお茶目＝カワイく見せられるとあって、早くもファッショニスタを中心に話題が集中しております。

軽装の季節も足元を華やかに、そしてぽってりイマドキに見せられるこちらは、マンネリスタイルを打破する秘策となります。ショーツスタイルのアクセントにも持ってこいです。