【ルイ・ヴィトン他】一枚で着ても、オーラを感じるTシャツはこの6枚

さあ、長かった梅雨も去って本格的なサマーシーズン到来です。オンタイムの暑苦しさはなんとか我慢するとしても、オフくらいは軽快なスタイルでラクチンに過ごしたいもの。

とはいえ大人ともなれば、普段室内で着ているTシャツでそのままお出掛けなんてのは論外中の論外。「それドコの？」と聞かれても堂々としていられるTシャツを用意してこそ、大人の余裕かと。

もちろん無地のTシャツにもリッチで大人っぽいものはありますが、一枚で着て”圧倒的な存在感”を感じさせる、という点から今回は有名ラグジュアリーブランドのグラフィックものから選んでみました。

ボディカラーはシックに見えるモノトーンに絞り、1.高感度なグラフィック、2.いまどきのユルやかなシルエット、3.大人っぽさが漂う雰囲気、というこの３つの条件を踏まえた力作が揃いました。

メンズ アーティスティック ディレクターがヴァージル・アブローになり、さらに話題の尽きないルイ・ヴィトン。そんなルイ・ヴィトンからキャッチーな一枚がリリースされました。

現代のトレンドにもリンクしたロゴ･パターンを再解釈したデザイン。ひとつひとつのロゴのフォルムから配置までとても絶妙です。実はあのキング牧師の有名なスピーチの一説を巧みに引用し、ミックスしているところもポイント。エッジを効かせつつメッセージ性をさり気なく付与するとは、まさに大人な一枚です。

白をベースにブラックで抜いたレタリングにより、さり気なく浮かび上がって見えるロゴがハイセンス。1970～80年代に掛けて一世を風靡したニューウェーブ系ロックバンドのポスターから発想したというデザインは、どこか若々しい反骨のスピリッツを感じさせる仕上がり。

身ごろ後方の裾はカットオフされビンテージ感ある独特のディテール。大人の男性の方には少し懐かしい思いで着ていただけるかと。

クリス・ヴァン・アッシュをクリエイティブ・ディレクターに迎えますます注目を集めるベルルッティ。気鋭のアートディレクターであるM/M（Paris）（エムエムパリス）の協力のもと、完成したブランドロゴはベルルッティの新たな顔といえるデザインに仕上がっています。

黒文字で潔くブランドロゴがレタリングされた白Tシャツは話題となったカプセルコレクションにならって、ブラックパンツに合わせて大人っぽくシンプルに着こなすのがいまどきです。

1960年代から長きに渡り、フェンディと共に歩んできたデザイナーのカール･ラガーフェルド。今季フェンディでは“ゲストアーティスト”として希代の天才クリエイターをフィーチャーしています。

このＴシャツもカール･ラガーフェルドがかつて描いたスケッチを全面にコラージュした、特別なプリントがポイント。じっくり見つめることで、非凡なデザイナーの創作スタイルやストーリーがリアルに実感できるところも見逃せません。

ブランドの4文字をシンプルにあしらったプリントＴシャツは、定番人気を誇る一枚。太からず細からずの絶妙なシルエットも相まって、一枚で着るのもいいですし、ジャケットに合わせて着るというのも手。

ボディのコットンは繊細でエレガントなハイゲージ。ジャストサイズでもしなやかなドレープを描くところが特徴です。

パリ発祥のラグジュアリーブランドであり、伝統のクラフツマンシップを今に伝えるジバンシィ。今季はメゾンを支えてきたアトリエ職人のスピリットにフォーカスし、特別なカプセルコレクションを展開しています。

リリースされるＴシャツも、ジバンシィの原点であり未来でもあるパリ･ジョルジュサンクの本店の住所がプリントされています。静謐なロゴにオートクチュールの気品が漂います。