二度見間違いナシ!? キャラ立ちデニム４選

大人カジュアルの定番といえば、欠かせないのがデニムです。その主流となっているのはインディゴやブラックといった無難で無骨なソレ。そもそも、ワークウエアという出自を考えるとそれは当然で、ラギッドな雰囲気こそが魅力であり、真骨頂なのです。

一方、いまではデニムが大人のカジュアルとしてすっかり定着したことで、デザイン性の高いものを求める声が高まっているのも事実。

つまり、キャラ立ちデニムを華やかにはきこなすのも、よりイマドキな楽しみ方というわけです。デザイン性の高いデニムは、さまざまなブランドから登場しておりますが、まず取り入れるならメゾンの新作をチェックするのが手っ取り早いかと。

ファッション界を牽引するメゾン謹製なら、トレンドも加味されているし、フレッシュなアイデアがてんこ盛りですからね。なにより、はいているだけで華やかに見えること請け合い。

きっと周囲から二度見されたり、「それどこの？」なんて聞かれたりするに違いありません。そんな、主役級の最新デニムを、今回は厳選してご紹介しますよ。

脚の内側と外側で異なるウォッシュが配されたデザインは二度見間違いなしでしょ？ 一見、クリースラインで生地を切り替えているように見えますが、実は色調の違いは色落ちで表現したものなんです。

遊び心満点ながら、シルエットはオーソドックスなレギュラーフィットと、大人にも取り入れやすいのが嬉しい限り。パッチワークシャツなんかと合わせて、洒落っ気をアピールしちゃってください。

遠目には、ほどよい洗いのかかったスリムフィットのシンプルなデニム。と思いきや、後ろに回るとブランドの象徴であるグレカ模様がウォッシュ加工でヒップにデザインされておりました。

さらに、フロントに目を凝らせば、ウエストのボタンやスタッズが、おなじみのメドューサになっているんです。これなら、控え目なコーディネートにも、イヤミなくリッチな気分を添えられますね。

膝から下にかけて、やや細身のシルエット。でも、それ以外は、まるっきりベーシックじゃない？ と思ったアナタは大間違い。裾を見てくださいよ、裾を。

そうです、こちらのデニムの生地は、生地裏にブランドのアイコン「スクリット」のカリグラフィが施されているんです。センスをアピールしたいなら、裾を軽く折り返して、チラっと見せておけば、それでもう充分。

黙っていても、周囲にはそれであなたが洒落者だと伝わりますよ。

ところどころに、小さなダメージ加工を施していても、悪目立ちしないバランス感が絶妙の一本。最大の特徴は側章のような脇のサーモテープです。

こちらには、白のペガソ（ペガサス）×エトロのキューブロゴ、クリエイティブディレクターであるキーン・エトロ氏のメッセージがプリントされていて、実にスポーティな印象です。

デニムとテープが同系色ゆえ、過度な主張がないのも◎。装いが物足りないときに添えるには最適といえますね。