【鉄板】大人のミリタリーウォッチ4選。やっぱコレ万能です！

ブルージーンズと同様に男性ウェアの定番の座に君臨するミリタリーアイテム。その理由は、研ぎ澄まされた実用美に加え、大人のオフスタイル全般にマッチする汎用性を備えているから。加えてミリタリーアイテムは、タフなスペックに対して比較的リーズナブルであるところも魅力のひとつです。

なかでも昨今注目を集めているのが、質実剛健を極めたミリタリーウォッチ。軍用時計の主な条件である"壊れにさ”と"優れた視認性"を突き詰めてデザインされた時計は、一見して信頼感に溢れた精悍な顔つきをしています。

他のミリタリーアイテム同様、カジュアルな装い全般に合わせられるところも見逃せない長所。より大人っぽく着けこなすなら、文字盤の黒に合わせた小物使いをするのがポイントです。ブラックの眼鏡や靴などで上手に黒を拾うことで、休日のリラックス感の中にキリッとしたメリハリのあるスタイルが完成します。

例えば、今季注目されている淡色スエードアウターを軸とした装いに、ミリタリーウォッチをオン。非常に柔和にしてリッチな余裕を感じさせるアウターに、タフなミリタリーウォッチを起点に黒の眼鏡やスカーフ、それに革小物を要所にコーディネイトすれば、くつろぎつつも男らしいルックスとなるのです。

かつて米軍に百万個以上(！)の時計を納入し、その実績から特別な賞を獲得している「ハミルトン」。カーキ フィールド メカは、1960年代に実戦投入されたリアルミリタリーの要素を忠実に復刻した傑作です。

ビンテージの雰囲気を演出するため、蛍光塗料に古色をブレンドしており、味わい深いルックスに仕上がっているところも魅力。38ミリケースという小振りサイズが、旬にしてリアルな印象を高めます。

1993年以来、アメリカ海軍の特殊部隊などから開発を要請される実力派ミリタリー系ウォッチブランドとして著名な「ルミノックス」。

なかでも同ブランドのストロングポイントであるのが、自己発光システム「LLT」のテクノロジー。約25年もの間、自ら発光し続けるインデックスや針を搭載させており、夜間でもハッキリ時刻確認が可能です。

この一本はエレガントな三針式かつレザーベルトを擁したドレスタイプ。落ち着いたコンサバスタイルにも品良くマッチするモデルです。

“アーミーナイフ”の呼称で知られるマルチツールの元祖的ブランドであるスイスの「ビクトリノックス」。実はスーパータフな本格時計もリリースし注目を集めているのです。

12Gもの重力を加えた耐荷重テストや、-51度から+71度までの耐熱耐寒テスト、それに高度21,300ｍに時計を打ち上げるテストなど、130種にも及ぶ苛酷なテストをクリアした“怪物時計”なのです。シックな黒文字盤にはギョシェ柄をあしらっており、ハイクラスな面構えを獲得しているところも特徴です。

ドイツ軍パイロットであり飛行教官でもあったヘルムート･ジンが1961年に創設した「ジン スペツィアルウーレン（ジン特殊時計会社）」。パイロットやクロノグラフにダイバーズなど、各種プロ仕様の時計を打ち出し定評を得ている実力派です。

なかでも856.フリーガーは、ドイツの古典的パイロットウォッチ様式を取り入れた、完成度の高い三針式。6時位置に当モデルが備える主要3スペックを円形マークにて表しているのが特徴です。

ケース内への湿気侵入を防ぐプロテクトガス封入や8万A/mまでの耐磁性、そしてテギメント加工による1200Hvもの表面硬度処理が加えられており、超堅牢な一本として完成しています。