【最先端】ついにここまで進化した！ 超ハイテク「コーヒーメーカー」

最近よく目にする「IoT」という言葉。これを見て、（ToT）こんな顔になっちゃった人のために簡単にご説明しますと。IoTとはInternet of Things（モノのインターネット）の略で、パソコンやスマホなどの情報通信機器はもちろん、センサーと通信機能が組み込まれたすべてのモノがインターネットに繋がるということ。スマホで管理できる電動歯ブラシやロボット掃除機などが分かりやすい例ですね。

そんなIoT化が著しい昨今、ついにコーヒーメーカーにもIoTマシンが登場したのです。それが今回紹介する２台のコーヒーメーカー。まずひとつ目は、アナログとデジタルのイイトコどりをしたハンドドリップが楽しめる一台。ふたつ目は、ボタンひとつでバリスタの味が楽しめる完全オートメーションな一台。とことんコーヒーを追求したい人には前者、手軽にコーヒーを楽しみたい人には後者がおすすめです。

とは言っても、どんなことができるのかイマイチわからないですよね？ 気になる方は、ぜひ下記の商品紹介をご覧いただければと。

見た目はクラシカルなハンドドリップ式のコーヒーメーカーですが、これも歴としたIoT家電。ピッチャーが乗っている台座部分がBluetoothを搭載したスマートスケールとなっていて、粉とお湯の量をリアルタイムで計測してスマホの専用アプリに転送します。アプリにはコーヒーの淹れ方をエスコートしてくれる機能があり、好みの濃さを設定すると適切なお湯の量や注水タイミング、蒸らし時間を指示してくます。またレシピのダウンロード機能もあり、有名バリスタの味を自分の手で再現することもできちゃいます。

アナログとデジタルが融合したスマートで美しいデザイン。セラミック製のコーヒードリッパーはフタ付きなので、コーヒーのほかハーブティーも楽しめます。中央にあるゴールドの金具は抽出速度を調整できるバルブ。

スタイリッシュなフォルムのピッチャーは強化耐熱ガラス製。コールドドリップグラスをセットすれば、水出しコーヒーも楽しめます。

AIを搭載し、世界の有名バリスタ13名の味を再現できる全自動コーヒーメーカー。バリスタ独自の注水量、注水速度、注水回数、温度設定、断水時間などを細かくデータ化することで夢のようなコーヒーメーカーが実現。データはクラウドに保存され、専用のコーヒーバッグをマシンにセットしスイッチを押すとデータが呼び出され、全自動でバリスタのコーヒーをドリップしてくれます。ブラック、ブラウン、ホワイト、レッド、ゴールドの5色展開で、高級感のあるデザインも魅力です。

専用コーヒーバッグは、トップ、グランド、マスター、クラシックの4タイプ全18種類を展開。「トップ」は世界チャンピオン、「グランド」は各国のチャンピオン経験があるバリスタが監修したコーヒーで、パッケージにはバリスタの顔がデザインされています。そして「マスター」は世界チャンピオンたちがおすすめしたいコーヒー、「クラシック」は世界各地の有名カフェの味をそれぞれ再現しています。

コーヒーバッグをセットしたらボタンを押すだけ。するとコーヒーバッグに印字されたバーコードをマシンが読み取り、クラウド上に保存されているレシピを呼び出してバリスタのドリップを再現。味も淹れ方もバリスタによるお墨付き。

AIだけでなく独自の技術で開発した注水ノズルにも注目。これによって、マシンでは難しいとされていた、ハンドドリップによる微妙な注水加減に近づくことができ、バリスタの絶妙な手技が再現可能に。