急に寒くなりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私は先日、夏のなごりを惜しんで、野毛詣でに行って参りました。
野毛。飲み助のみなさまにはなじみ深い街かと思いますが、
なかなかラグジュアリーな遊びを信条とするオトナには縁遠い場所でもあります。
そこで、オトナがどんだけ楽しめるのか? をテーマに人気店を検証してきた次第。
まず、野毛といえば名前があがるのが「大黒屋」さん。
こちらは大衆居酒屋の代表ともいえるお店で、野毛のメインストリートに入ってすぐに立地。
店構えはこの通り。
その魅力は、とにかくメニュー量がハンパじゃないこと。
定番的な居酒屋食は全網羅しています。
これがなかなかのレベル。
もちろんオーダー後に揚げてくれるので、サク・ふわ。
女将さんのテキパキした仕切りもとても気持ちイイ。
席数もたっぷりなので、ぎゅうぎゅうすることもなく、
オトナが気持ちよく楽しめるお店でありました。
さて、野毛といえばはしご酒。
というわけで、二軒目へ。
お次は、若者に人気というスタンディングのお寿司やさん「まんぼう」。
先ほどのお店からは徒歩数分。
カウンター内では、若い職人さんが黙々と握っています。
で、気になったのは、コレ。
変わり種が面白そうと、頼んでみたのですが、
どれも小ぶりなので、呑んだあとのちょいつまみには最適。
で、定番、しんこも。
これが旨い!
軍艦もあるのですが、あえて「生うに」という方を頼んだのですが、大当たりでした。
塩とスダチを少々ふった上品な味わい。
まわりは若者ばかりでしたが、そのせいか回転も速く、
ちょっと立ち寄ってさくっとつまむには、丁度いい塩梅。
というわけで、こちらもアリ! です。
さて、一通り人気店を検証したので、
あとは当てずっぽうにと、歩いていると。
生ピアノ演奏、という文字を発見。
のぞき込んでいると、扉が開き。
「どうぞ」とダンディな白髪紳士が登場。
そこには外の喧噪とは別世界のオトナ〜な空間が広がっていたのでした。
しばらくすると、ジャズの調べがスタート。
ハスキーボイスの素敵な歌声と、ジャジーなピアノ。
そして、それを演奏するのは、まさに先ほど声をかけてくれた紳士。
じつは、こちら「ピアノバー リヨン」オーナー津田龍一さんだったんです。
龍さんの愛称で親しまれている、プロのジャズピアニストだそうで、かなりなが〜いキャリアの持ち主。
な発見で、オトナなシメを迎えられたのでした。
結論。ラグジュアリーなディナー&バーにマンネリを感じたら、
野毛でハズす。は大ありかと。
で、最後はきちっとオトナにシメる、のもお忘れなく!
ではまた!