フローズンカクテルなんかも暑さにやられたカラダにじんわりと沁み入りますが、ウイスキーはあまりイメージされないのではないかと。ここ最近、何かとウイスキーについて勉強させていただく機会が増えた吉田が、目からウロコの夏のウイスキーの楽しみ方を教わったのでご報告を。
スコッチウイスキーの老舗中の老舗「ジョニーウォーカー」社が誇る最高級ライン「ブルーラベル」の“ある飲み方”が、とっても夏らしいのですよ。

800万樽もの原酒の中から、ブレンダーたちは1年間に約1万樽をチェックしながらブレンディングをしていくのだとか。そして、その中から1樽、という割合で生まれる希少なブレンデッド・ウイスキー「ブルーラベル」は、この上なく芳醇でさまざまな味わいが複雑に絡み合っているのです。
多様な香りとテイストの饗宴を存分に味わう方法を「パーフェクトサーブ」と言い、夏にオススメとのこと。まずはこの方法で味わってほしいと聞き、「ジョニーウォーカー」を扱っているグランド ハイアット 東京のジャズラウンジ「マデュロ」に真相を確かめに行ってまいりました。
用意されたのは、リーデルのポートワイングラスに注がれた「ブルーラベル」と、氷でキンキンに冷えたチェイサー。まずはチェイサーを口に含み、10秒間キープします。「?」と思いつつ、氷水を飲み込んだ後に「ブルーラベル」を少し、口に含んでみるとビックリ!
フルーティな甘みやかすかなバニラの香りを感じたと思いきや、あれ!? だんだんとスモーキーで、ウッディさが混ざった味わいが広がっていくではありませんか。
これは、一旦、氷入りのチェイサーで口の中の味覚をマヒさせたのち、本来の体温に戻る過程で「ブルーラベル」のさまざまなテイストやアロマを楽しめる、つまり、余韻を長く味わえるのだそうです。
「パーフェクトサーブ」は、単に「ブルーラベル」のポテンシャルを存分に引き出すだけでなく、ストレートで飲むよりも涼やかで確かに夏らしいですね!

フルートグラスにクラッシュアイスを敷き詰めて、ソーダを入れた後に「ブルーラベル」を注ぎ、最後にオレンジピールを添える一品(2200円)。「ブルーラベル」の風味が炭酸とともに口の中で弾けて、爽やかにいただけます。

「マデュロ」では月曜日から土曜日まで、海外アーティストを招致してのライブミュージックが演奏されますから、夜をしっとりと過ごす大人デートに申し分ないかと。

「コイーバ」や「ロミオ&ジュリエット」など、細みで女性向きのシガーも揃えており、ふたりで紫煙をくゆらせるのもオツですよ。「ブルーラベル」とジャズライブ、そしてシガー。この夏のデートプランに、ぜひ加えてみてくださいませ。

ジャズラウンジ「マデュロ」
場所/東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京
お問い合わせ/☎03-4333-8783
営業時間/19:00〜翌1:00(金・土〜翌2:00)
※20:00以降は、ミュージックチャージ(2000円/税別)がかかります。
https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/
ジョニーウォーカー ブルーラベル
価格/1万8000円(750ml)
https://www.mhdkk.com/brands/