2017.06.12

恵比寿で蛍狩り初体験！

空梅雨が予測されるも、やっぱりジットリ湿気が肌にまとわりつく6月。みなさま、いかがお過ごしでしょうか？　新生「LEON.jp」の一員としてスタートを切り、ホテル・飲食ネタを追っかけております吉田が今回オススメ致しますのは、梅雨時の不快感を吹き飛ばす「ウェスティンホテル東京」の限定企画です。

FROM EDITORS

文／LEON.jpアシスタントディレクター　吉田奈緒子

窓の向こうに広がる緑豊かなウェスティンガーデンに舞う蛍も楽しめる「イブニングソーシャル＆カクテル」。東京・恵比寿という都会のど真ん中で、蛍狩り!?

なんて正直、半信半疑でしたよ。実はワタクシ、今回が蛍狩り初体験でして。とにかくもメディア向け体験会では、期待と不安を胸に、まずは「ザ・ラウンジ」の窓ガラス越しに庭を眺めながらアフタヌーンティースタイルの食事で腹ごしらえ。

ヴィクトリアン調の優雅なインテリアを誇る「ザ・ラウンジ」の大きな窓からは、緑が生い茂るガーデンを一望できます。日暮れとともに、蛍狩りへの期待感が否応なく高まりますよ。

「ザ・バー」で提供するカクテル「蛍」は、まずそのきれいなブルーが女性の心を奪うはず。ライチリキュールベースのさっぱりとした口当たりも、女性好みかと。

限定企画のシグネチャーカクテル「蛍」で喉もすっかり潤った頃には外はとっぷりと暮れ、いざ庭へと向かいました。

ホテルをぐるりと取り囲むように小道が庭まで続きます。暗闇のなか、頼れるのは懐中電灯と、女性を導くあなたの手、です！

庭に到達するまでも、ほんのちょっと冒険な感じ。暗がりのなか、懐中電灯で足元を照らしながら、ホテル建物から庭へと続く小道を進むのですが、苔むした岩の間からカエルが飛び出してきたりして、一瞬で自然豊かな山のなかに迷い込んだかのような錯覚に。

ちなみにコレ、初めてのデートでも自然に彼女と手をつなげるシチュエーションですね！　

で、庭に到着するやいなや水辺の方向を見ると、ちらほらと光のドットが点滅しながら移動しているじゃないですか！　感動のあまりスマートフォンのシャッターを押しまくるも、ワタクシのカメラ技術ですと下の写真のように紫陽花の上を飛来するヤツをかろうじて捉えられたのみ。

スミマセン……。この情景はぜひご自分たちの目でお確かめくださいませ！

実際は肉眼でも10〜20匹ほど確認できました。なかには、人間を怖がらず、近寄ってくるツワモノ(?)の蛍も。

庭を設計した景観アーティストの石原和幸氏によると、５年以上の歳月をかけて少しずつ里山のように様々な生き物が息づくウェスティンガーデンが完成したのだとか。清冽な水をたたえる小川が流れ、フクロウも訪れるほど多様な樹木が植わる庭では、年々、蛍の数も増えているそうです。

河川の護岸工事や水質汚染などにより、生息場所が年々減少するなか、本当にまさか、東京のホテルのガーデンで蛍を見られるなんて思っておりませんでした。生態系環境が整った小さな都会のオアシスで、蛍狩りデートだなんて、最高にロマンチックじゃありませんか！？

イブニングソーシャル＆カクテル

期間／〜7月7日(金)まで
場所／「ザ・ラウンジ」「ザ・バー」
住所／東京都目黒区三田1-4-1　ウェスティンホテル東京1F
提供時間／「ザ・ラウンジ」17:30〜22:30、「ザ・バー」11:00〜24:30
URL／www.westin-tokyo.co.jp/restaurant

予約・お問い合わせ
ザ・ラウンジ ☎03-5423-7287
ザ・バー ☎03-5423-7285

●「イブニングソーシャル」（アフタヌーンティーセット、バーニャカウダ、フリーフローまたはシャンパン１杯）4000円（税サ別）※平日限定
●「カクテル」（ガーデンモヒート）1700円、(蛍)1500円