文/web LEON チーフディレクター 堀川博之
おはようございます。
web LEONにて、ファッション全般を担当しております堀川です。
明日、6/12(月)から新たに雨にまつわる特集がスタートします。その仕切りをさせてもらっているのですが、気象庁の梅雨入り宣言とは裏腹に、雨、、、一向に降りませんね。今までのロケ撮影でほとんど雨に降られたことがなかった自称・晴れ男の私が担当しているからなのか。もちろんそんなワケはないのですが、この夏の雨不足は確実なようです。
〈たとえば東京の先月(2017年5月)の降水量は、なんと49.1ミリだ。これはずーっと遡って調べていくと、1876年から400.0ミリ(1965年)が最高であり、最低は今年なのである! 1~5月とも、今年はかなり低い。141年間で最低レベルとは、穏やかではあるまい。〉
日垣隆 全文責任執筆「ガッキィファイター」2017年6月9日号より
というように、先の5月の降水量は過去最低という話しですし、文字通り、この週末は、"恵の雨"を願ってやまない私ですが、雨が降ったら籠って読み込みたいファッション関連の本をご紹介させていただきます。

まず1冊目は『MARGIERLA THE HERMES YEARS』(LANNOO)。
現在、アントワープで行われている同タイトルの展示会に関連した写真集。展示会ではデザイナー、マルタン・マルジェラ自身がエルメスで活動していたころの作品25000点以上と、コレクション12シーズンが展示されているようです。当時は”アバンギャルド”と評されることが多くなにかと物議を醸していたメゾン マルタン マルジェラですが、その後は皆様もご存知の通り、ヴェトモンやバレンシアガをはじめ、マルジェラチルドレンが各メゾンに大きな影響を与えており、その源流を辿るのに必携の書かと。先日、話題の展示会に訪れた本誌編集長の石井曰く「最高でしたよ!」との声。8月27日まで展示会は開催していますので、この夏、欧州旅行をされるかたはぜひ、ホンモノをご覧下さい。私も夏休みを工面して、ナマで見たいと思っております。
■Margiela:The Hermès Years
URL/www.momu.be/

2冊目は都築響一編『捨てられないTシャツ』(筑摩書房)。
まず帯が泣かせます。
〈人生はTのかたちをしていた 70枚のTシャツと70とおりの物語〉『ART random』や『TOKTO STYLE』をはじめ”業界の非常識”をサラリと両断してきた都築さんの最新作は今回も刺激的。
ファッションにおいてトレンドのない現代こそ、Tシャツにこびりついてしまうドラマ性というキーワードはとてもエモーショナルであり、心を揺さぶります。思わずクローゼットの奥底にしまったままのTシャツを復活させて着ようかという衝動にかられますよ。
■筑摩書房
www.chikumashobo.co.jp

最後は『男のお洒落道 虎の巻』(万来舎)。
メンズファッション編集者の草分け的存在、ファッションディレクター青柳先輩の初の書籍。長いキャリアを通じて、お洒落を楽しむコツを教えてくれるもので、いわゆるルールブックとは異なり、体験談を元にしたエッセイなど、読み応えありです。
■万来舎
www.banraisha.co.jp













