とあるマンションの一室にある隠れ家中華……

ひとり暮らしを始めて2年半。毎日外食でしたが、ついに自炊をはじめました。LEON編集部の武田です。

とはいえ、いまでもほとんどは外食でして、美味しいものには目がありません。で、先日、神楽坂に場所がわかりづらいけど、美味しい中華料理店があるという情報を耳にしました。それが「ジュウバー」です。最近、中華にハマっているので、さっそく行ってきましたヨ！

うん……、確かにわかりづらいですね……。その実、マンションの一室にあるのですが、ここへたどり着くまでに苦労しました。だって、マンションの前に看板などは一切出ていないのですから。

でも中へ入ると、平日の遅い時間にも関わらず満席。行かれる際は予約したほうがよさそうです。

そして店内はその名の通り、バーさながらの大きなカウンターがあり、奥にはテーブル席もいくつか用意されています。メニュー構成は情報通り中華料理がメインなのですが、お酒類も充実しており、オリジナルのカクテルも豊富にラインナップされています。ボクは「山椒ジンソーダ」を注文。（すみません、食事に夢中で写真撮り忘れました……

まずはスペシャリテである「ジュウバーの肉団子」から。四川省で主に魚料理に使われるという魚香と青山椒を効かせた逸品は、酸味、辛味、甘味のバランスが絶妙で美味。本場の味を感じさせる調味料の使い方が白眉です。

そしてこちらは「たっぷり胡麻のゆでワンタン」。メニュー名の通りこれでもかと胡麻ソースがかけられ、濃厚な味わいが楽しめます。プリプリの皮とジューシーな餡のマリアージュで、いくつでも食べられます。

「スペアリブの黒酢」は、このボリューム！酸味は心地よい具合に抑えられ、肉の旨味を引き出してくれます。黒酢が効いていて、ペロリといただけますよ。

締めは「中華屋のカレー」。蕎麦店だったり、バーだったりもそうですが、なぜか専門店でないカレーに惹かれるのは、ボクだけではないかと。これも大当たりでした。中華系の香辛料が効いた味わいは、なかなかほかではお目にかかれません。これも訪れたら頼むべき逸品としてオススメいたします。

メニューは独創的でありながら本格的な味わいで、雰囲気もお洒落なのでデートにももってこい。ぜひ一度ご利用いただければと思う次第です。