2017.10.09

隠れ家バーで遊ぶ、お茶とお酒の意外なマリアージュ

日本茶をウオッカ、ジン、ラムなどにインフュージョンした、誰もが驚く「お茶ケ」とは。

文/真下 武久
撮影/國田 茂

デートの誘い文句は「ちょっとお茶でも飲まない?」

王道のフレーズで彼女を連れ出す行き先は、表参道エリアのシンボルともいえる複合文化施設「スパイラル」の5階。「こんなところにお店なんてあった?」という意外なロケーションにその店は構えています。

櫻井焙茶研究所。

そう、本当にお茶を飲める場所。でもそれだけならLEON.jpでご紹介する必要はないでしょう。ここは、お茶とともにお酒を楽しめるユニークなスポット。ある意味、バー以上に深~いお酒エクスペリエンスを堪能できる場所なんです。しかも午前11時から!
名前の通り、「櫻井焙茶研究所」は所長である櫻井真也さんが日本各地へと足を運び、自ら厳選したという約30種類のお茶を楽しめる日本茶専門店。店の奥のラボにはロースターが設置され、自家焙煎、自家ブレンドによる日本茶を堪能させてくれます。と同時に、お酒に日本茶の茶葉を漬け込んだ、オリジナルの「茶酒」も楽しめる場所なのです。
煎茶ジン、甜茶ウォッカ、焙じ茶ラム、煎り番茶ウイスキー、サンルージュ星子
左から、煎茶ジン、碾茶ウォッカ、焙じ茶ラム、煎り番茶ウイスキー、サンルージュ星子
じゃあ、茶酒ってなにかって? 所長の櫻井さんはこんな風に説明してくれました。

「インフュージョンという技法を使って、日本茶の繊細な香りやフレーバーをリカー類に溶け込ませたものが茶酒です。現在は、煎茶ジン、碾茶ウォッカ、焙じ茶ラム、煎り番茶ウイスキー、それからサンルージュという日本茶を梅リキュールの『星子』にインフューズしたサンルージュ星子、という5種類を用意しています」
お茶の世界、お酒の世界、ともにくわしい知識を有する所長の櫻井真也さん
実は櫻井さん、日本茶の世界に入るまでは、銀座のオーセンティックバーや紹介制サロンなどで腕を磨いたバーテンダー。和食料理店や和菓子店を経て、「日本茶の楽しみ方を広げたい」という思いから、2014年に同研究所をオープンし、2016年に現在の場所へと移ってきました。

「もちろん日本茶だけでもいいのですが、当店では日本茶と和菓子、茶酒を提供しております。この三位一体の組み合わせをご体験いただき、日本茶の新しい世界に触れていただきたいですね」
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