2017.06.07

男は女にセクシーな下着を贈るべし【2】めくるめく官能の時へと誘う「欲望の小箱」

文/川原好恵(ランジェリージャーナリスト・ライター)
フランスで、男性から女性へのギフトとして筆頭にあげられるのが「オーバドゥ」の下着。ランジェリー界のトレンドを牽引するそのデザインが女性達を魅了するのはもちろんですが、その根底には"セダクション(誘惑)"という概念が流れているのが最たる理由。どんなにエロティックなデザインもそのセンスで、女性を笑顔にしてしまうのです。

ふたりの時間をとことん愉しむ、誘惑のランジェリー

ブラック×レッドの小箱に、もはや下着としての体を成さない大胆なデザイン(笑)のパンティ。そのエロティックかつフレンチシックなセンスに女性は胸ときめいてしまうのですね。
ブラック×レッドの小箱に、もはや下着としての体を成さない大胆なデザイン(笑)のパンティ。そのエロティックかつフレンチシックなセンスに女性は胸ときめいてしまうのですね。
フランスでは"「オーバドゥ」を身につけた女は格が上がる"と言われることから、クリスマスやバレンタインシーズンのブティックには、ギフトを求める男性が後を絶たないことでもよく知られます。

毎シーズン、小粋なコレクションで世の女性達を魅了するブランドですが、最もセクシーかつエロティックな展開を見せるのが"ボア デジール(欲望の小箱)"と名付けられた、このボックスシリーズ。二人の時間を愉しむために創られたそれは、またとない刺激剤。

あらぬ所が空いていたり、スルリとほどけたり……どんなに悩ましくエロティックでも、このブランドなら許される、それが「オーバドゥ」の得意技なのですね。

結ぶもほどくもアナタにおまかせ……なんです♡

露になったその部分を眺めながら、結んだりほどいたり……はやる心を笑顔で隠しつつ、イチャつきながらお愉しみ♡ 小僧にはできないオトナの余裕を醸せる逸品です。チーキービキニ1万3000円/オーバドゥ

背中を向けたときの意外性も視覚的刺激度も満点

フロントスタイルは極めてシンプルなのに、バックスタイルは全面ヒモという大胆さ!その意外性も、どこかイケナイ遊びを連想させる視覚的な刺激度も満点です。レースアップビキニ1万円/オーバドゥ

ちょっぴりシャイなニキータには、まずこちらを

刺激を求めるもののどこまで踏み込むかいささか迷う……そんな間柄ならコチラを。一見エレガントなレーシィービキニながら、後ろのリボンを引っぱればハラリな感じ♡がいい塩梅。ダーリンビキニ9000円/オーバドゥ

ヒミツめいて心ときめく"こっそりオソロ"

  ファンシーな花柄かと思いきや、実はヒョウ柄。いつもは品ある子猫ちゃんも、これを着たらワイルドに豹変……そんな妄想と願望がふくらむセットアップ。同じ柄のメンズボクサーで、"こっそりオソロ"が楽しめます。
ファンシーな花柄かと思いきや、実はヒョウ柄。いつもは品ある子猫ちゃんも、これを着たらワイルドに豹変……そんな妄想と願望がふくらむセットアップ。同じ柄のメンズボクサーで、"こっそりオソロ"が楽しめます。
ジュエリーや時計をペアで楽しむことはあっても、下着のオソロってあり? はい、ごもっともなご意見ではありますが、それを作ってしまうのが"誘惑"をキーワードとする「オーバドゥ」なんですね。

他人には到底わかることのない下着のオソロ。これ見よがしでないところが粋ですし、人知れぬ関係にもオススメかと……いずれにしても、ヒミツの共有が関係を深めるのは、経験値の高いオトナの皆様ならよくご存知のはず。これを利用しない手はないですよね。

下着を贈った次のデート、それを着てきてくれることを願ってオソロを着て行く。そんな(うぶ)な行為もまるで少年のようなときめきも、きっと"刺激"のきっかけになるはず。

着回し上手なワイルド柄キャミソール

『WILD AUDACITY(野性的で大胆)』と名付けせられたコレクション。キャミソールはサイズ選びも比較的簡単なうえ、服として活用する着こなしも定着しているから、着回し上手な彼女にも喜ばれるはず。
キャミソール1万4000円/オーバドゥ

パンティはブナンにまとめずひとひねり

普通のビキニショーツは"刺激"に欠ける、かと言ってタンガ(Tバック)じゃ引かれそう……オススメは、この"ホットタンガ"。フロントはボーイッシュでバックスタイルはタンガ。パリジェンヌに人気の型です。ホットタンガ1万3000円/オーバドゥ

「あら、オソロ!?」笑顔がこぼれるボクサー

"誘惑するのも、誘惑されるのも好きなオーバドゥカップルへ捧げます"とのメッセージと共に発表された、メンズボクサー。レディスと同じ柄が、柔らかなコットンモダールにプリントされています。メンズボクサー(ネイビーとの2枚組)1万2000円/オーバドゥ

いつの時代も、男女の"誘惑のゲーム"のため

今見ても、そのストレートな表現がスキャンダラスに感じる1968年の広告ビジュアル。
今見ても、そのストレートな表現がスキャンダラスに感じる1968年の広告ビジュアル。
1875年、コルセットの専門家であったベルナール博士によってその軌跡が始まり、1958年に「オーバドゥ」というブランド名が誕生。

エレガントなランジェリーを提案するブランドはヨーロッパに多々ありますが、それらと「オーバドゥ」が一線を画す理由は、常に男女の"誘惑のゲーム"と"センシュアリティ(官能)"が軸となっていること。1968年の広告ビジュアルですが、設定がコトの直後であることは一目瞭然。

その表現が当時、あまりにスキャンダラスだったため物議を醸したという事実も。それほど昔から「オーバドゥ」は、下着を男女間のコミュニケーションツールとして提案していたことを物語る逸話です。

今に受け継がれるその姿勢は、華やいだコレクションと妖艶なビジュアルと共に世界中の女性に支持され、"贈られたいランジェリーブランド"の地位を揺るぎないものにしています。
(vol.1はコチラ
■お問い合わせ
電話番号/オーバドゥ松屋銀座 03-3535-2030
URL/www.aubadestore.jp/

●川原好恵/ランジェリージャーナリスト・ライター

文化服装学院卒業。ファッションビルで販売促進、広報、店舗開発を経験した後、フリーランスとして独立。下着通販カタログの商品企画などを経て、現在はランジェリーやビューティを中心に執筆を行う。なかでも、海外のランジェリー市場については定期的に取材を行い、最新情報をリポートしている。

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