2015.10.20

DIPLOMATICOSからアジア限定シガーが発売

Diplomaticos Bushido Regional Edition 2014

1本5000円(1箱25本入り12万5000円)(LA CASA DEL HABANO by CIGAR CLUB)

キューバ人が最も尊敬する日本人を武士道という名のシガーで知る

今から約400年前。日本人として初めてキューバに上陸した人物がおりました。その名を支倉常長といいます。常長は伊達政宗公の家臣として慶長遣欧使節団を率いてヨーロッパまで渡航。エスパーニャ国王フェリペ3世やローマ教皇パウルス5世に謁見した人物としてもよく知られています。彼はメキシコ経由でヨーロッパを往復したのですが、その途中でキューバにも上陸をします。記録によると常長の一行がハバナに到着したのは、1614年7月23日。約2週間キューバで過ごしたそうです。常長の名はキューバでも有名で、ハバナには彼の銅像もあります。日本とキューバは友好な関係が続いていますが、それも常長の功績のお陰でしょう。

これはあくまで個人的な推測ですが、常長はハバナで日本人として初めてキューバ・シガーを味わったに違いない。まさに元祖シガーオヤジ。いま私たちがキューバ・シガーを楽しめるのも、彼のお陰かもしれません。そんな彼をリスペクトしたキューバのシガーが限定で発売されました。その名もなんと『 Bushido(武士道)』といいます。ブランド名のDI PLOMATICOSは、スペイン語で外交を意味しますが、こちらも遣欧使節団にかけたネーミングです。葉巻のシェイプは、最近巻かれることの少なくなった、少し長めのものだといいます。僕も試しましたが、味わいの変化が楽しめて余韻もとても高貴。常長の功績にもふさわしい内容に仕上がっています。初秋の今宵、たまには悠久の歴史を振り返りながら、常長の軌跡をイメージして一服するのも一興かと。

中村孝則●コラムニスト

世界各地を独特の視点で読み歩き、さまざまなメディアでラグジュアリーライフを提案。「世界ベストレストラン50」審査後も世界各地のレストランを訪れ、美食探求の日々を送る。

写真/蜂谷哲実(FOREST)

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