協力/Gressive
ここでは次なる時計トレンドとマーケット形成の礎が築かれているのである。
朝からシャンパンも飲める“ジュネーブ・サロン”とは?
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参加ブランドはカルティエ、ヴァシュロン・コンスタンタン、A.ランゲ&ゾーネなどのリシュモングループ。さらにオーデマ ピゲやパルミジャーニ・フルリエといった独立資本の実力派ブランド、そしてリシャール・ミルやグルーベル・フォルセイという超ハイエンドブランドも、SIHHの住人だ。
シックでリッチなカルティエの最新作はここで発表
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ちなみに今年からは、ジュネーブに拠点を構える小規模ブランドのための小さなブースが作られ、様々なタイプの時計を楽しむことができるようになった。
一方にSIHHの会期に合わせて、ジュネーブの郊外ではフランク ミュラー率いるウォッチランドグループがWPHH[World Presentation of Haute Horlogerie]を開催。さらにレ・マン湖湖畔の高級ホテルではLVMHグループも展示会を行う。極寒のジュネーブだが、ホットな時計の話題で持ちきりなのだ。
あのリシャール・ミルの話題作が並ぶ会場はコチラ
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時計からジュエリーまで大展開するバーゼルワールド
時計ブランドはそれぞれに工夫を凝らしたブースを作り、そこで新作時計を発表する。そのブース位置やスペースの大きさは、そのままブランドの勢いを示しているのも面白い。
拡大する「バーゼルワールド」のエントランス
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一階にはメイド イン スイスのラグジュアリー時計が並ぶ
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では日本ブランドはどこに入るのか? メインフロアの2階がエルメスなどのラグジュアリーメゾンのフロアになっており、ここが日本ブランドの主戦場。その代わりと言ってはなんだがスペースはかなり巨大。
セイコー、シチズン、カシオの全てが、ホールのメインストリートに沿ってにブースを構えており、多くの訪問者でごった返している。ちなみに「BASEL WORLD」は入場料さえ支払えばだれでも入場可能(犬連れでも)。時計愛好家だけでなく、カジュアルな恰好をした地元の若者も少なくない。まさに時計祭りといった雰囲気だ。