そこで今回注目したのが、時間計測以外で使えるクロノグロフの色々な機能たち。これを巧みに使うことで、デート中ちょっとした小ネタになる……かもしれない、そんなワザをご紹介します。
終電までの時間を盛り上げる? 「カウントダウンタイマー」
レース時間を測定するタイマーを搭載
ユリス・ナルダン/マリーン・レガッタ 184万円(予価、8月発売予定)

花火デートをさらに盛り上げる「テレメーター」
もちろんデート中にそんな危機的状況に陥ることはないが、この機能を使える時がある。それが花火デート。ぴかっと光ってから音が聞こえるまでの時間を、テレメーターで計測すれば、どれだけ離れた場所に自分たちがいるのかがわかる。
先々週お伝えしたような花火デートの数々の場面で音の伝幡速度の話なんかをさらりとくり出しつつ、花火とふたりの距離がどれほど離れているかを計測してあげれば、ちょっとした会話のきっかけ作りにもなるはず。
そうそう、雷の時なんかにも使えそう。ピカッと光って「キャッ」なんて言っているパートナーに、サラリと「まだ1km近く離れているから大丈夫だよ」なんてね。
タキメーターとテレメーターを搭載したクロノグラフ
ボーム&メルシエ/ケープランド 10063 41万5000円

あくまでさらりと女性の手をとる「パルスメーター」
そもそもクロノグラフというのは、医師や将校など知的職業に従事している人々が愛用していたといういわれがあるので、こういった機構が搭載されているのだ。この機構が搭載されるようなモデルは、クロノグラフの中でもかなりトップクラス。それゆえ時計自体にオーラがあるのもポイント。
我々のようなヨコシマ心たっぷりのオトコとしては、ついつい呑みの席の余興に「どれどれ、脈拍を計らせて」なんてバカな用途に使ってしまいそうで。結局のところ、クロノグラフというのは男のおもちゃ。それを上手に使いこなすというのも“大人の嗜み”なのである。
脈拍計をメモリに配したクロノグラフ
A.ランゲ&ゾーネ/1815クロノグラフ 543万円

● 篠田哲生 / 時計ジャーナリスト
1975年千葉県出身。講談社「ホット ドッグ・プレス」を経て独立。専門誌やビジネス誌、ファッション誌など、40を超える雑誌やWEBで時計記事を担当。時計学校を修了した実践派である。













