極限までスケルトンを貫いた一本
超絶時計と聞けば、リシャール・ミルを思い浮かべる人は多いでしょう。なかでもゴルフオヤジの記憶に強く残るのが、バッバ・ワトソンの名を冠したモデルかと。ピンクのドライバーで知られるレフティの名手は、2012年のマスターズを「RM 038 トゥールビヨンバッバ・ワトソン」とともに制覇。その勝利も相まって、リシャール・ミルにおけるゴルフウォッチの伝説となりました。
続く「RM 055 バッバ・ワトソン」は、その流れを受け継ぎ、500Gを超える加速度に耐えるムーブメントを搭載。軽さ、耐衝撃性、快適性を磨き上げた超絶時計でした。で、その系譜を現代的に受け継ぐのが、新作「RM 55-01 マニュアル」。限定モデルではないが、生産本数は限られる稀少な一本です。

▲ 手巻きムーブメント「RMUL4」を搭載。スケルトン構造による大胆なデザインと、高い剛性、軽量性を両立したモデルです。複雑な構造を見せながら、実用性まで磨き上げた一本。『RM 55-01 マニュアル』手巻き、ホワイトクオーツTPT®×チタンケース(37.95×47.33㎜)、ラバーストラップ。50m防水。価格要問い合わせ/リシャール・ミル(リシャールミルジャパン)
とはいえ語るべきは数でなく、先代譲りの大胆なスケルトン感。文字盤の奥に隠れているはずの地板やブリッジ、歯車までが姿を現し、ケース越しに建築物を眺めるような奥行きを生み出します。グレード5チタン製の地板とブリッジ、TPT®素材が軽やかさと強靭さを両立しているのもリシャール・ミルらしいところ。
腕上では軽快に、外して眺めれば超絶に。勝利を引き寄せた名手の腕元。その系譜を継ぐ一本なら、オヤジの次なる勝負にも効きそうではありませんか。
2026年9月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
リシャールミルジャパン 03-5511-1555
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