Edox [エドックス]
アイコンモデルが揃って熟成進化
60年以上の防水時計の歴史とともにブランドの核となったダイバーズの人気モデルをリニューアルした。より高いレベルの防水機能や気密性など熟成進化といえる充実だ。
性能をさらに強化したカモフラダイバーズ
クロノオフショア1 クロノグラフ リミテッドエディション/16万円
500m防水に自動減圧バルブを装備。さらにリュウズとプッシュボタンはねじ込み式とダブルOリングになり、風防ガラスも厚みを増した。カモフラ文字盤がマッシブさを強調する。クオーツ、ブラックPVD加工のSSケース(45㎜)、ラバーストラップ。500m防水。世界限定500本。発売中/エドックス(GMインターナショナル)
厳しい潮風に耐えるセーリングウォッチ
グランドオーシャン クロノグラフ オートマチック エクストリーム セーリングシリーズTM エディション/39万円(予価)
2013年に登場したセーリングモデルを、300m防水とスクリューバック、セラミックベゼルのほか、ねじ込み式プッシュボタンとダブルOリングのリュウズにリニューアルした。自動巻き、SSケース(45㎜)、ラバーストラップ。300m防水。今秋発売予定/エドックス(GMインターナショナル)
Emporio Armani Swiss Made [エンポリオ アルマーニ スイスメイド]
ふたつのベクトルで美学を磨く
新作では、エレガントなフォルムにオープンダイヤルを組み合わせたトノーと、レーシングに着想を得たスポーツクロノグラフが登場した。いずれも独自の美学が薫る。
服との相性も高いスモーキーカラー
ARS9202/31万6000円(予価)
文字盤もガンメタルで統一したケースに、タキメーターとストラップにはラバーを配する。ストラップは可動域が広く装着感に優れる。自動巻き、グレー&ブラックプレーティング加工のTiケース(45㎜)、ラバーストラップ。10気圧防水。世界限定68本。10月発売予定/エンポリオ アルマーニ スイスメイド(フォッシルジャパン)
トノーに注がれたブランドの新たな魅力
ARS3351/15万5000円(予価)
アールデコを思わせる流麗なケースに、文字盤からは精緻なムーブメントが覗く。クラフツマンシップの伝統とブランドのモダニティの融合だ。自動巻き、RGプレーティング加工のSSケース(45×41㎜)、アリゲーターストラップ。5気圧防水。10月発売予定/エンポリオ アルマーニ スイスメイド(フォッシルジャパン)
Bulova [ブローバ]
世界初への挑戦が時計を進化させる
アメリカンブランドらしいチャレンジ精神が貫かれ、世界初の技術も数多い。その伝統を受け継ぐカーブしたムーブメントやムーンウォッチなど今年も話題が豊富だ。
革新的な発想が生んだ心地よいフォルム
カーブ プログレッシブ スポーツ/12万円
世界で初となるカーブしたクロノグラフムーブメントを開発し、一体になったケースは自然なフォルムと快適なフィット感をもたらす。独自の高精度クオーツは、通常の8倍の高振動数による高精度を誇る。クオーツ、Ti×SSケース(44㎜)、ラバーストラップ。3気圧防水。8月発売予定/ブローバ(ブローバ ジャパン)
メイドインアメリカのもう一本の月時計
ムーン ウォッチ/7万4000円
1971年のアポロ15号の4度目の月面着陸時、船長が月面で使用したブローバのムーンウォッチのデザインを復刻。なめらかにラグへと連なるケースに、統一感のあるクロノグラフのプッシュボタンのデザインが機能美を感じさせる。クオーツ、SSケース(45㎜)×ブレスレット。5気圧防水。発売中/ブローバ(ブローバ ジャパン)
Jacob & Co. [ジェイコブ]
30周年を祝し進化はさらに大胆に
ブランド創立30周年を飾るにふさわしいスポーティなグランドコンプリケーションや、いまやアイコニックモデルになったゴーストもバリエーションが充実。
ダイナミックな動きと音で楽しむコンプリ
ツインターボ/4500万円(予価)
ふたつの3軸トゥールビヨンとミニッツリピーターを搭載。キャリッジは各40秒、3分、8分のサイクルで回転し、ミニッツリピーターは時と10分、そして分単位で時間を知らせる。手巻き、Ti×カーボンケース(57.3×51㎜)、レザーストラップ。30m防水。世界限定18本。10月発売予定/ジェイコブ(ユーロパッション)
よりスタイリッシュにヴァージョンアップ
ゴースト カモフラージュ/74万円
ファイブタイムゾーンの進化形として誕生したゴーストに、スタイリッシュなカモフラージュ柄が加わった。5都市の時刻を4面切り替えで計20表示ができ、色も変えられる。別売のベゼルに交換も可能。クオーツ、ブラックPVD加工のSSケース(47㎜)、ラバーストラップ。30m防水。発売中/ジェイコブ(ユーロパッション)
文/柴田 充
2016年8月号より抜粋