Chopard [ショパール]
歴史を感じさせるアイコンが目白押し
ショパールマニュファクチュールは今年ついに20周年を迎えた。新作も歴史を感じさせるとともにマニュファクチュールとしての成長を強くアピールする。
20年を感じさせないマスターピース
L.U.C XPS 1860/104万円(予価)
1997年に発表されたL.U.Cコレクション初のモデル、L.U.C 1860にオマージュを捧げる。洗練されたデザインは色褪せることなく、まさにここからマニュファクチュールの歴史はスタートしたのだ。自動巻き、SSケース(40㎜)、アリゲーターストラップ。30m防水。今秋発売予定/ショパール(ショパール ジャパン プレス)
始まりは角形のメンズウォッチから
ハッピーダイヤモンド/111万円
ハッピーダイヤモンドはジュエラーのノウハウを活かした金字塔。文字盤にダイヤモンドを収めた斬新な発想は実は角形のメンズウォッチからスタートし、ウォッチメイキングとのさらなる融合を予見した。クオーツ、18KRGケース(32㎜)、サテンストラップ。非防水。発売中/ショパール(ショパール ジャパン プレス)
復刻デザインに自社ムーブメントを初搭載
ミッレ ミリア 2016 XL レース エディション/121万円(予価)
1988年以降ショパールの柱となったミッレ ミリアの新作は、特に人気の高かった1998年型のデザインをモチーフにする。シリーズでは初の自社製クロノムーブメントの搭載も注目を集める。自動巻き、SSケース(46㎜)、カーフストラップ。50m防水。世界限定1000本。7月発売予定/ショパール(ショパール ジャパン プレス)
Chanel [シャネル]
自社ムーブメントを発表し、さらに本格
5年をかけて開発した自社製ムーブメントを発表。ブランドの美学を注いだ内容は独創性とオリジナリティに溢れ新たな歴史の扉を開いた。
洗練のデザインに美学と技術を注ぐ
ムッシュー ドゥ シャネル/395万円
初の自社ムーブはブランドらしさを表現したムーブメントのデザインから開発がスタートし、そこから設計を展開した。ジャンピングアワーに加え、分表示は240度の広角レトログラードで、スモセコに重なることなく基点に戻る。手巻き、18Kベージュゴールド(40㎜)、アリゲーターストラップ。30m防水。今夏発売予定/シャネル
硬質感漂うSSはメンズとしてもオススメ
ボーイフレンド/50万円
ボーイフレンドのスタイルや価値観から着想を得た人気モデルにSSケースが加わった。直線基調のシャープなフォルムに、ブラック&シルバーのシンプルなモノクロームのスタイルは、メンズとして付けても違和感はない。クオーツ、SSケース(34.6×26.7㎜)、アリゲーターストラップ。30m防水。発売中/シャネル
この夏のバカンスはホワイトJ12の彼女と
J12 ピンクライト/72万円
これからの季節にうってつけなホワイトのJ12。限定仕様の8ポイントのダイヤインデックスとパステルピンクの色使いは、やや大振りなジェンダーレスウォッチを好む女性とシェアしたい。自動巻き、SS×ハイテク セラミックケース(38㎜)、ハイテク セラミックブレスレット。200m防水。世界限定1200本。発売中/シャネル
Graff [グラフ]
煌めきとともに時計はさらに複雑に
いよいよパリのヴァンドーム広場にフラッグシップストアをオープンし名実ともにハイジュエラーへ。ウォッチメイキングも記念モデルや個性派コンプリなどより多彩に。
宇宙から見た地球の美しさを再現
ザ・ジャイログラフ ワールド/価格未定
WGのプレートに立体的に大陸と海を象り、グランフーエナメルで宇宙からの地球の姿を描く。二軸トゥールビヨンと3Dムーンフェイズを左右に装備したハイコンプリケーションは、ダイヤモンドの価値と匹敵する。手巻き、18KRGケース(48㎜)、アリゲーターストラップ。日本未入荷/グラフ(グラフダイヤモンズジャパン)
名門に名を連ねる記念碑モデル
ザ・グラフ ヴァンドーム/価格未定
ヴァンドーム広場から着想を得た新しいレクタンギュラーケースに、リュウズには広場の象徴である塔の先端部分のスキャロップパターンを模し、インデックスはブティックのエントランスのカーブを再現している。自動巻き、18KWGケース(40㎜)、アリゲーターストラップ。日本未入荷/グラフ(グラフダイヤモンズジャパン)
初のパーペチュアルカレンダーは見ドコロ満載
ザ・マスターグラフ パーペチュアルカレンダー/3472万2223円
ブランド初のパーペチュアルカレンダーは、ハーフスケルトン越しにビッグデイトと曜日と月を表示する左右の小窓の構造を見ることができる。6時位置にはトゥールビヨンを搭載し、ふたつのコンプリケーションが共演する。自動巻き、Ptケース(46㎜)、アリゲーターストラップ。日本未入荷/グラフ(グラフダイヤモンズジャパン)
文/柴田 充
2016年8月号より抜粋