2026.01.12
大人も納得する名作ミリタリーウォッチ『カーキ フィールド メカ ブロンズ』
腕時計のプロたちが魅了された一本をリコメンドする本企画。今回はライター/エディターの長谷川 剛さんが「ハミルトン」の『カーキ フィールド メカ ブロンズ』を選びました!
BY :
- 文/長谷川 剛
- CREDIT :
編集/岸澤美希(Web LEON)
腕時計のプロたちが魅了された一本をリコメンドする本企画。今回、ライター/エディターの長谷川 剛さんが選んだのは、「ハミルトン」のカーキ フィールド メカ ブロンズです。
選者:ライター/エディター 長谷川 剛
成熟期のミリタリーウォッチを思わせる、ブロンズケースの『カーキ フィールド』

▲ 「カーキ フィールド メカ ブロンズ」自動巻き、ブロンズケース(38mm)、カウレザーストラップ。13万9700円/ハミルトン(スウォッチ グループ ジャパン/ハミルトン)

やはり「ミリタリー」は男性に欠かせないキーワード。考え抜かれた機能性や操作性、無駄のないデザインなど、確実に行動するための要素をギュッと込めた衣類やツールは、時代を超える強さがあります。
時計もまた然り。ミリタリーウォッチは非常に研ぎ澄まされた道具であり、ミニマル美を放つものでもあります。個人的にはミリタリーウォッチが成熟期を迎えた第二次世界大戦時代のモデルを好みますが、いかんせんスペック的には現代モデルと比較できるものではありません。
それゆえ理想となるのは、最新の使い勝手を有しつつ、ミリタリーウォッチの力強さを兼備するもの。さらに、特別な時計を所有する喜びまで実感できる一本なら、さらにパーフェクト。
そういったニーズに応えてくれるブランドとして見逃せないのが、ハミルトン。同社はモダンな製品を手掛けると同時に、古き良きミリタリーウォッチを彷彿させるモデルを継続的に作り続ける古豪です。
そもそもハミルトンは、懐中時計の時代においては精度が問われる鉄道時計の第一人者として活躍し、第二次世界大戦では腕時計やマリンクロノメーターなど、100万個以上のタイムピースを軍に供給した実績ある名門。ゆえに、実用時計における知識と経験、それにノウハウに関し、段違いの蓄積を誇るのです。
そんな実力派が打ち出すカーキ フィールドは、世界中にファンをもつ人気コレクション。第二次世界大戦やベトナム戦争期に、同社が手掛けたミリタリーウォッチのDNAを色濃く残す手堅いデザインがひとつのポイントです。
ケースは頑強なステンレススティールを主体としますが、なんとこの度ブロンズが加わり、注目を集めています。ブロンズ、つまり青銅は、温かみある輝きが特徴で、使用し続けることで緑青などの独特な経年変化を見せることでも知られています。
「これでヴィンテージスタイルが便利にお洒落に極められます!」(長谷川)

▲ 「カーキ フィールド メカ ブロンズ」自動巻き、ブロンズ✕Tiケース(38mm)、カウレザーストラップ。13万9700円/ハミルトン(スウォッチ グループ ジャパン/ハミルトン)
男のクローゼットにおける“主”と言えば、レザー、ツイード、メルトン、デニム素材を使った定番アウター。それらは長年の愛用を経て、いつしかエイジングがなされているもの。
そういったアイテムに時計を合わせるなら、やはりヴィンテージテイストなモデルが馴染みます。もちろんSSケースも長年使い込むことで風合いを増すものですが、少なくとも5〜10年はかかります。
しかしブロンズケースなら1カ月もしないうちに黒ずみが始まり、そしてグリーンがかった得も言われぬ味わい、いわゆる“パティーナ”の育成を楽しむことができるのです。
由緒正しいミリタリースタイルと、味わい深いパティーナケースを擁したカーキ フィールドがあれば、エイジングアウターとのコーディネートが一層深みある洒落たスタイルとなるのです。
▲ 独特な味わい深さが特徴のブロンズケース。「カーキ フィールド」は大変有名なミリタリーウォッチですが、ケース素材がわかることでまた雰囲気が変わります。
▲ ストラップは、ブロンズと相性の良いヴンテージ加工のカウレザー製で、全体的なパッケージングの完成度の高さもうれしい。NATOストラップなどに交換する楽しみも。
▲ 小振りな38mmケースは、往年のミリタリーウォッチを思わせます。近年の小径化の気分にもマッチする一本。

▲ 独特な味わい深さが特徴のブロンズケース。「カーキ フィールド」は大変有名なミリタリーウォッチですが、ケース素材がわかることでまた雰囲気が変わります。

▲ ストラップは、ブロンズと相性の良いヴンテージ加工のカウレザー製で、全体的なパッケージングの完成度の高さもうれしい。NATOストラップなどに交換する楽しみも。

▲ 小振りな38mmケースは、往年のミリタリーウォッチを思わせます。近年の小径化の気分にもマッチする一本。
さらにこのブロンズウォッチは、現代生活に適したスペックも完備。5気圧防水に加え、パワーリザーブは驚きの80時間。そして風防には傷つきにくいサファイアクリスタルを採用しています。
ホンモノのミリタリーウォッチは、着用において遠慮やいたわりも必要ですが、こちらのカーキ フィールドなら街使いはもちろん、海に山にガンガン連れていくのも思いのまま。休日時計として申し分のないパッケージとなっています。
また、付属ストラップはブロンズケースのテイストに合わせたヴィンテージ加工のブラウンカウレザー。ラギッドなワーク・ミリタリー系のスタイルにもこの上なくマッチします。
しかも引き通し式ゆえ、スタイルや気分に合わせてストラップの交換も極めて容易。実用品としても完成度高く、定番のメンズアウターにも合わせやすくしかも“育てる”楽しみまでしっかり完備。これはもう、一本取られましたね。


● 長谷川 剛(はせがわ・つよし)
各種ファッションメディアを中心に、男性の服装や時計についてのページを手掛けるライター、時々エディター。バイクと古い服と時計好き。老近眼。ツヨPの「モテヴィンテージを教えたい」にも出演!
■ お問い合わせ
スウォッチ グループ ジャパン/ハミルトン 03-6254-7371

















