名門ブランドゆえの技術が詰まった「アートな艶金時計」

現代アーティストとのコラボと並び、熱い注目を集めているのが、メティエ・ダールと呼ばれる、熟練の職人の手による超高級時計です。贅を凝らした素材に伝統装飾を施し、生産本数が限られることも愛好家の心をくすぐります。その美術工芸品としての価値に見合うのが艶金であることは言うまでもないでしょう。

小さな文字盤にもかかわらず、ジェムセッティングやマルケトリー、エナメルなどで表現された美の世界はまさにアートであり、思わず見入ってしまうほど。これを手がけるのは、歴史と伝統ある名門ブランドに限られ、王道のシンプルスタイルとアート、タイムレスという三拍子が揃います。

歳を重ねるほど艶金は似合うといいます。それはその輝きにも負けない、貴重な人生経験を重ねてきたから。艶金ゼンマイとともに輝きはさらに増します。

ダイヤモンドを解き放ちたいという創始者の思いを受け継ぎ、M.O.P.文字盤に217個のラウンド・ブリリアントカット・ダイヤモンドをスノーセッティング。降り積もる雪と月の満ち欠けの風景に美学が伝わります。

世界最古のウォッチメゾンは、歴史と伝統への情熱をメティエ・ダールモデルに注ぎます｡1830年代初頭、博物学者ダーウィンを乗せた英国船ビーグル号の航海をテーマに、青い海に浮かぶ帆船はじめ、生い茂るシダやヤシの葉をミニアチュール・エナメル技法で描きます｡

初代の誕生より今年25年を迎えた「L.U.Cクアトロ」。こちらのモデルは独自技術であるジャンピングアワーをストロー マルケトリー技法で飾ります｡麦藁寄せ木細工によるハニカム（蜂の巣）パターンは、勤勉や誠実、謙虚を象徴するL.U.Cのシンボルです。