いまや時間を知るためにはそれこそスマートフォンがありますが、それでも時計を腕に付ける格好良さには抗えない魅力があります。そして“ちょい小振り”な一本からは、その奥ゆかしさにオヤジの美学が香るのです。
また、伝統的な時計技術を極めたコンプリケーションは、鳴りモノというさらなる頂に。電子式ならいとも簡単な機構ですが、人間の叡知を注いだ技術はまさに超絶凄ワザ! 温もりある音色に感動すら覚えるのです。
デザインにしても理路整然としたスマートウォッチとは真逆な個性派揃い。技術に裏付けられた独創的な表示が無限の可能性を広げるとともに、ゼンマイオヤジを楽しませてくれますよ。
Hublot[ウブロ]
クラシック・フュージョン キングゴールド ブルー/右●189万円、左●249万円(ともに予価)
Grand Seiko[グランドセイコー]
ヒストリカルコレクション“62GS”限定モデル(復刻デザイン)/170万円
Rado[ラドー]
クポール クラシック オートマティック(右)/12万5000円(予価)
Boucheron[ブシュロン]
エピュール/51万円(予価)
Breguet[ブレゲ]
クラシック 9067/206万円(予価)
取材・文/柴田 充