ファッションでもスタンスミスがブレイクしたように、ヴィンテージ人気は高く、魅力は幅広い世代の支持と、そのコーディネートに応える汎用性にあります。“クラシコ顔”も同様、ビジネスからカジュアル、ラギッドなワーク系とも相性が良いのです。
とはいえスーツに合わせることでスニーカーが新鮮に蘇るように、“クラシコ顔”も往年のスタイルをまんま復刻しただけではオールドタイマーなコスプレにしかなりません。そこにはモダナイズしたサイズや技術、カラーリングや細部の微調整など絶妙なサジ加減が必要不可欠。そうして初めてスマートヴィンテージになるのです。
Tag Heuer[タグ・ホイヤー]
カレラ CAL.18 クロノグラフ/57万円(予価)
Breitling[ブライトリング]
トランスオーシャン・クロノグラフ 1915/100万円(予価)
Zenith[ゼニス]
エル・プリメロ クロノグラフ クラシック/右●215万円、左●89万円(ともに予価)
Seiko Prospex[セイコー プロスペックス]
マリーンマスター プロフェッショナル 国産ダイバーズウォッチ 50周年記念限定
Girard-Perregaux[ジラール・ペルゴ]
ヴィンテージ 1945 デイト&スモールセコンド 70周年日本限定モデル/107万円(予価)
取材・文/柴田 充