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2026.04.16

【今春オープン】「カペラホテルズ&リゾーツ」が京都へやってきた! 芸舞妓が行き交う花街・宮川町で、しっぽり粋なステイ時間を

ニューオープンが相次ぐ京都にあって、話題をさらっているのが「カペラ京都」です。シンガポール発のラグジュアリーホテルが、日本で選んだ最初の舞台は、花街・宮川町。しかも芸舞妓が日々稽古に精を出す歌舞練場のお隣なのだから、京都通のLEON読者諸兄ならマスト・ステイというもの。

BY :

文/矢吹紘子
CREDIT :

写真/矢吹紘子(一部) 編集/森本 泉(Web LEON)

「カペラホテルズ&リゾーツ」が京都へやってきた! 芸舞妓が行き交う花街・宮川町で、しっぽり粋なステイ時間を

「カペラ京都」 はこれ以上ないというくらいに“ザ・京都”なプライムロケーション


シンガポールやタイ、インドネシアなどアジア各国で名を馳せる「カペラホテルズ&リゾーツ」。旅慣れたLEON読者のみなさんにはお馴染みであろう同ブランドが、古の都・京都にやってきました。タッグを組んだのは、これまたご存知の隈研吾氏。建物は隈研吾建築都市設計事務所、インテリアデザインはシンガポール拠点の「ブリューインデザインオフィス」が担当しています。

歌舞練場側に面した客室からの眺め。運がよければ稽古に通うすっぴんの芸舞妓が行き来する姿も(⭐︎)。

▲ 歌舞練場側に面した客室からの眺め。運がよければ稽古に通うすっぴんの芸舞妓が行き来する姿も(筆者撮影)。

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かつて小学校があり、廃校になってから隣接する歌舞練場とコミュニティセンターを含め再開発する一大プロジェクトがスタートしたのが今から10年前のこと。構想に5年あまり、建築には実に丸3年を擁し、昨年5月に一足早く宮川町歌舞練場が再スタート。その後に続く形で3月22日に開業したのが「カペラ京都」というわけです。

中庭のテラス席は早い者勝ち。グラス片手に風を感じるだけで、自然と会話も弾むはず(⭐︎)。

▲ 中庭のテラス席は早い者勝ち。グラス片手に風を感じるだけで、自然と会話も弾むはず(筆者撮影 )。

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あちこちに散りばめられた映える仕掛けがオヤジのココロを鷲掴み

町家を思わせる奥行き、坪庭の余白、畳のやわらかさ。和の要素は随所に散りばめられていますが、面白いのはそこにほんの少しの華やぎが差し込まれているところ。例えば、吹き抜けに落ちる大きな滝。昨今の日本のホテルには見られない、いい意味での派手さがあるというか。

BGMは滝のせせらぎ。「シンガポールのラグジュアリーホテルが再解釈する京都」が興味深いですね〜(⭐︎)。

▲ BGMは滝のせせらぎ。「シンガポールのラグジュアリーホテルが再解釈する京都」が興味深いですね〜(筆者撮影 )。

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庭の花畑、かと思いきや実はペストリーショップのショーウィンドウの中。この遊び心にワクワクさせられます(⭐︎)。

▲ 庭の花畑、かと思いきや実はペストリーショップのショーウィンドウの中。この遊び心にワクワクさせられます(筆者撮影 )。

館内に飾られた100点以上のアート作品は、アーティストと協働してイチから作り上げたもの。インテリアを手がけたブリューインデザインオフィスを含め、多様な作り手の手による一点もののオンパレードという贅沢さ。京都の伝統文化の奥深さと、手仕事のディテールに圧倒されながら、ココロはすっかり非日常の世界へ。

縄のアートは京都在住のアーティスト・藤井桃子の作品。外界からカペラ京都へと誘う結界の意味を込め、3つあるエントランス全てに飾られています。

▲ 縄のアートは京都在住のアーティスト・藤井桃子の作品。外界からカペラ京都へと誘う結界の意味を込め、3つあるエントランス全てに飾られています。

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エレベーターホールの佇まい。盆栽のシルエットがなんともアイコニック(⭐︎)

▲ エレベーターホールの佇まい。盆栽のシルエットがなんともアイコニック(筆者撮影)。

ステイゲストは専用のリビングルームでチェックイン。ライブラリーのようにくつろげるのはもちろん、地元宮川町から芸舞妓たちがやってきて、踊りや三味線を披露する舞台も備えています。しかもそれが毎日繰り広げられるというから凄い。

レセプションを兼ねる“リビングルーム“では、軽食やドリンクのコンプリメンタリーサービスが。

▲ レセプションを兼ねる“リビングルーム“では、軽食やドリンクのコンプリメンタリーサービスが。

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さらには専属の“カルチャリスト“がキュレートした文化体験プログラムも充実。呼吸法レッスンのウェルネスプログラムやお守り作りなどの工芸ワークショップを共にすることで、2人の仲もグッと深まるはず。海外ゲストにもウケそうですね。

近隣にある創業150年の下駄・草履工房のアトリエビジットでは、その繊細な手仕事に目が釘付けに。

▲ 近隣にある創業150年の下駄・草履工房のアトリエビジットでは、その繊細な手仕事に目が釘付けに。

使い勝手よしのスタンダードからモテるスイートまで、タイプの異なる客室がラインナップ

ホテル内最大の広さのカペラスイートには、畳敷きの“ティールーム“も。

▲ ホテル内最大の広さのカペラスイートには、畳敷きの“ティールーム“も。

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客室は全89室あり、スイートが29室、スタンダードとプレミアタイプのお部屋が計60室という構成。後者は約50㎡以上の快適な広さで、眺望によって3つのカテゴリーに分かれています。より京都らしい眺めをお望みなら、建仁寺側の「プレミアテンプル」客室か、歌舞練場に面した「プレミアシアターキング」をチョイスするのがベター。

プレミアテンプルキングは建仁寺と東山を一望。とりわけ4階客室は折り上げ天井で実際のサイズよりも広く感じる設計(⭐︎)。

▲ プレミアテンプルキングは建仁寺と東山を一望。とりわけ4階客室は折り上げ天井で実際のサイズよりも広く感じる設計(筆者撮影)。

客室デザインは和モダンをベースに、すっきりと洗練された雰囲気。畳を模したカーペットや特注の家具や照明。ディテールまで作り込まれているのはさすがです。テレビを障子で隠す“デジタルデトックス”な演出は、日々仕事にプライベートにと忙しく飛び回るオヤジさんたちにこそ響くのでは?

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客室には西陣織の老舗「HOSOO」によるアートが。墨のにじみまで刺繍で細やかに再現されています。

▲ 客室には西陣織の老舗「HOSOO」によるアートが。墨のにじみまで刺繍で細やかに再現されています(筆者撮影)。

価格帯は朝食付きで約21万円ほどから。トップスイートのカペラスイートになると一泊約190万円からとやや覚悟がいるお値段ではありますが、立地やレストランを含めた話題性を考えると全然「アリ」かと。むしろ京都の同クラスの外資系ラグジュアリーホテルと比較すると、抑えめと言える価格設定かもしれません。


ちなみに隣接するスイート同士をコネクトすることで、最大3ベッドルームまで対応可能だそう。昨今、海外の富裕層家族がグループで押し寄せている京都ならではですね。

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カペラスイートはゆったり206平米。建仁寺ビューのリビングと2室の寝室、畳敷きのダイニングスペースに加え独立したドレッシングルームも。

▲ カペラスイートはゆったり206平米。建仁寺ビューのリビングと2室の寝室、畳敷きのダイニングスペースに加え独立したドレッシングルームも(筆者撮影) 。

お風呂の開放感を重視するアナタには、宿泊者限定の貸切温泉もあるからご安心を。京都市内の源泉から毎日運ばれるフレッシュな天然温泉を、2人だけのプライベート空間で堪能しちゃってください。他に中庭に面した半露天風の浴槽を備えた客室・温泉スイートも6室あり、街中にいながら温泉宿気分を味わえます。

リビングルームを備えたプライベート温泉ルームは1時間2万1千円~。「アウリガスパ」のシグニチャートリートメント、月の満ち欠けから着想を得た施術も受けられます(⭐︎)。

▲ リビングルームを備えたプライベート温泉ルームは1時間2万1千円~。「アウリガスパ」のシグニチャートリートメント、月の満ち欠けから着想を得た施術も受けられます(筆者撮影)。

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西海岸発の星付きシェフがプロデュースするレストランにひと癖アリなバー、飲食も充実

「宵」は小学校時代の廃材をリユースしたインテリアも必見

▲ 「宵」は小学校時代の廃材をリユースしたインテリアも必見。

レストランの目玉は、西海岸のミシュラン三つ星レストラン「Single Thread」とタッグを組んだ「SoNoMa by Single Thread」。独創的なカリフォルニア料理を、割烹店のようなコージーなカウンター席でいただくギャップがオツなのです。コース内容は地元食材やソノマの食材を積極的に取り入れた料理で、カウンター越しに繰り広げられる、シェフの手仕事を間近に楽しめます。隣接するパティスリーではペストリーも販売。

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「Single Thread」はカリフォルニア州ソノマで2016年に創業したファームレストラン。日本ではここが初の本格展開です。

▲ 「Single Thread」はカリフォルニア州ソノマで2016年に創業したファームレストラン。日本ではここが初の本格展開です。

まずこのラウンジバーでドリンクとアミューズをいただき、メインダイニングへ移動するストーリー型の導線。カウンターには抹茶椀や茶筅も並んでました(⭐︎)。

▲ まずこのラウンジバーでドリンクとアミューズをいただき、メインダイニングへ移動するストーリー型の導線。カウンターには抹茶椀や茶筅も並んでました(筆者撮影)。

もうひとつのレストラン・オールデイダイニング「ランテーヌ」は、ステイゲストの特権である朝食のフレンチトーストをぜひ。さらにはオヤジさんの旅に欠かせないバーだってちゃんとあります。全46席のナイトダイニング「宵」は深夜12時まで営業するオトナの空間。小学校時代に使われていた建材を再利用しているというのもニクい。元理科室や音楽室の木材や照明を取り入れた、実験台のようなカウンターで乾杯。いつもの京都とは一味違う夜を約束してくれます。

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この雰囲気でシティポップが流れるというギャップがまたイイですね(⭐︎)。

▲ この雰囲気でシティポップが流れるというギャップがまたイイですね(筆者撮影)。

伝統とラグジュアリー。そのどちらにも寄りすぎない距離感が、「カペラ京都」の真骨頂。次の京都旅のステイ先はここ一択でしょう。

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カペラ京都

カペラ京都

住所/京都府京都市東山区小松町130

TEL/075-541-8877(代表)

料金/一泊一室朝食付2名利用21万400円〜(税・サービス料込)

HP/https://capellahotels.com/jp/capella-kyoto

● 矢吹紘子(やぶき・ひろこ)

ライター、編集者、通訳。小誌のほか『BRUTUS』『POPEYE』などライフスタイル誌を中心に記事を執筆・編集。ロンドン大学修士課程修了後、プライベート通訳としても活動。京都を拠点に来日VIPゲストやアーティストなどの旅のキュレーションやアテンドを行なっている。

Instagram/@hiroko__yabuki


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