2020.02.05

冬花火と大人の隠れ家でドキドキ最高潮。エンタテインメントなひと時が過ごせますよ

総檜造りの豪邸をリノベーションした河口湖近くの宿、「夢殿」。わけてもエグゼクティブスイートの「式部」は豪華さとエロテイックさで最高。河口湖の冬花火が楽しめる大人の隠れ家として大オススメなのです。

CREDIT :: 文／福田豊

今回、選んだ目的地は、河口湖。理由は、冬花火。河口湖では毎冬、湖上で約1500発もの花火が打ち上げられるのです。夏の花火ももちろん良いのですが、空気が冷たく澄み切った冬の夜空に上がる花火の美しさは、そりゃあもう格別です。ちなみに、今季は1月1８日から2月２３日までの土・日に開催予定。毎回、プログラムが変わるので何度見ても楽しいのです。

そういうことで、宿も河口湖周辺を、と探したところ、素晴らしいところを発見。「河口湖温泉寺夢殿」という宿です。

純和風でエロティツクな雰囲気のエグゼクティブスイート「式部」がおすすめ

河口湖のすぐ近くで、冬花火を見るのにうってつけ、という絶好の観光スポットにありながらも、シッポリと落ち着けるのが、この宿。また部屋でダイレクトにチェックインができるため、誰にも見られず、まさに大人の隠れ家にできるのも素晴らしい。

日本全国から10年がかりで木材を吟味し集め、さらに12年をかけて建てたという総檜造りの建物は、御殿のような豪奢さです。

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すべての客室に専用の広い露天風呂がついている。写真は、プレジデンシャルスイート「光の間」の露天風呂。
４室あるスタンダードな和室客室の庭園露天風呂。
プレミアスイート「紫」の露天風呂。

すべての客室に専用の広い露天風呂がついている。写真は、プレジデンシャルスイート「光の間」の露天風呂。
４室あるスタンダードな和室客室の庭園露天風呂。
プレミアスイート「紫」の露天風呂。

広大な敷地に、客室はわずか10部屋だけ。そのすべてが50平米を超える広さで、３畳ほどの広さの露天風呂付きなのですから、なんともラグジュアリー。そして、4室あるスイートルームが、最高に豪華で良いのです。

中でも注目は、エクゼクティブジャパニーズスイートの「式部」。まさしく、大人の隠れ家、という感じの客室でドキドキしちゃうのです。

200平米のゆったりした空間には、リビングルームと８畳の和室。どこもかしこもが純和風のシッポリとした雰囲気。そして一番奥にはダブルサイズのベッドが低くあり、まるで時代劇の「襖を開けると布団が……」という、あの感じ。う~む、なんともエロティックだ。

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プレジデンシャルスイート「光の間」のベッドルーム。和モダンな雰囲気が良い。
「光の間」は、メゾネットタイプの客室で200平米もある。写真は吹き抜けのある開放的なリビング。１階と2階それぞれにベッドルームがある。
スタンダードタイプ客室「和洋室」のツインベッドルーム。
エグゼクティブジャパニーズスイート「式部」は、リビングや和室から、素晴らしい庭園が眺められる。
伝統的な美しさに囲まれた「式部」のリビングルームは、ゆったりと落ち着ける。
和モダンな雰囲気のプレミアスイート「紫」のリビングルーム。奥のベッドルームには、ダブルサイズのベッドがふたつ。

プレジデンシャルスイート「光の間」のベッドルーム。和モダンな雰囲気が良い。
「光の間」は、メゾネットタイプの客室で200平米もある。写真は吹き抜けのある開放的なリビング。１階と2階それぞれにベッドルームがある。
スタンダードタイプ客室「和洋室」のツインベッドルーム。
エグゼクティブジャパニーズスイート「式部」は、リビングや和室から、素晴らしい庭園が眺められる。
伝統的な美しさに囲まれた「式部」のリビングルームは、ゆったりと落ち着ける。
和モダンな雰囲気のプレミアスイート「紫」のリビングルーム。奥のベッドルームには、ダブルサイズのベッドがふたつ。

部屋の窓から見えるのは専用の日本庭園で、その眺めがまたシッポリとした雰囲気。専用の露天温泉の湯質は、肌に優しく温かく、何度でも入りたくなっちゃう。また広々としたテラスも居心地が良く、日光浴をしながら読書をなぁんていうのも楽しいですよ。ルームサービスでシャンパンを頼んで、という手もあります。

もちろん部屋の居心地もよい。だから部屋から一歩も出ないでも快く過ごせる。実際、そういう常連さんがほとんどだそう。まさしく、大人の隠れ家、なのです。

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旬の滋味を心ゆくまで味わえ、心も身体もゆったりと寛げます

夕食も大人な感じ。「高品質の食材と、その優れた生産者に敬意を払って調理するのがポリシー」というだけに、全国から集めた旬の滋味がズラリと並んだ懐石で、目にも舌にもうれしい。

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夕食は月ごとに変わる旬の会席料理。
四季折々の厳選された材料を使った料理は、美味しいだけでなく、見た目も鮮やか。
ふたを開けた途端、立ち上るいい香りに、食欲がそそられる。器も必見。
夕食も朝食も食事処でいただく。こちらの設えもみごと。

夕食は月ごとに変わる旬の会席料理。
四季折々の厳選された材料を使った料理は、美味しいだけでなく、見た目も鮮やか。
ふたを開けた途端、立ち上るいい香りに、食欲がそそられる。器も必見。
夕食も朝食も食事処でいただく。こちらの設えもみごと。

朝食も美味。なんたって、お米の名産地。ごはんが美味しくないわけがない。そこに、焼き魚やら生卵やら煮物やらの純和風おかずが並んで、ついついごはんが進んでしまう次第。

というように、この宿、素晴らしい日常の延長にある非日常の味わえるところ。で、夜に冬花火、となれば彼女のドキドキは、もはや最高潮となるはず。ねっ、良いと思いますでしょう、凄ぉく、ね。