「一緒にボールを探してくれたり、距離を測ってくれる男性ゴルファーに大人の余裕を感じますね」

▲ 「Prestigious Retreat - ザ・リッツ・カールトン沖縄カップ 2026」でドラコンホールを担当した臼井麗香選手。
国内・アメリカともにゴルフツアーが開幕し、ますます女子プロ人気が高まりそうなシーズン。その一角を担う“レイチェル”こと臼井麗香選手を直撃インタビューしました! シーズン開始前、「ザ・リッツ・カールトン沖縄」主催のゴルフイベント(詳しくはコチラ)に参加し、ホテルゲストとの交流やガラパーティーなどを満喫した様子の彼女に、男性ゴルファーの好みの着こなしから今シーズンに賭ける意気込みまで、幅広く聞いてみましたよ!
「今シーズンは毎試合全力投球というより、“散歩の気持ち”で臨んでいきたい」
── 今回の「ザ・リッツ・カールトン沖縄」主催のゴルフイベント参加、大変お疲れさまでした。振り返ってみて印象はいかがでしたか?
臼井麗香選手(以下、臼井) こういったラグジュアリーホテルでのイベントは初めての経験でしたが、通常のイベントとは違ってガラパーティーもあったりして、とても楽しかったです。ディナーの料理は沖縄の食材や発酵食品が使われていて、胃に優しいメニューばかりで。どれだけ食べても太らないんじゃないかって思いました(笑)。
── 「ザ・リッツ・カールトン沖縄」の滞在は初めてと聞きました。
臼井 はい。ベッドの寝心地が最高で、朝までグッスリでした。お風呂からゴルフ場が見えて開放感があるのもイイですね。朝食にも感動しました。沖縄そばやスパムおにぎりとか、和食中心にたくさんいただきました!

▲ インタビューは、「ザ・リッツ・カールトン沖縄」のライブラリーで行なわれた。
── イベント当日は、本番スタート前に練習グリーンでゲストの方々にパッティングのアドバイスをされていましたね。
臼井 こちらのゴルフ場(※)は試合でラウンドしたことがあるんですけど、芝はコーライ芝で目が強いんですよ。ゲストの方は傾斜だけ読んで「左にミスした」とか言うんですけど、意外と芝目で持っていかれたりするんです。私はコーライグリーンが大好きなので、目の読み方とか助言させていただきました。
※ 「かねひで喜瀬カントリークラブ」
── ちなみに、1〜1.5mの“入れごろ外しごろ”のショートパットで大事にしていることは何ですか?
臼井 打つ前に(パターの)フェイスの向きを100%準備して、打つ時はタッチに100%集中することです。

▲ コンサバな装いも清楚な雰囲気にマッチ。
── 臼井選手はお洒落なことでも有名ですが、男性ゴルファーのどんな着こなしが素敵だと思いますか?
臼井 私の個人的な好みは、イマドキなストリート系よりもちょっとクラシックなスタイルというか。昔ながらの白とかベージュの品のある色味で、きちんとした大人な雰囲気の着こなしが好きです。
── それはなぜですか?
臼井 ゴルフはけっこう歴史あるスポーツだと思うので、それに合った雰囲気が重なるとやっぱりカッコいいなと私は思うんです。「Chell classy(チェル クラッシー)」という50代メンズ向きのブランドをプロデュースしているんですけど、アイテムは白・ベージュをメインカラーにしていたり、 私の好みを思いっきり反映しているんですよ。
── ふだん、同伴する男性ゴルファーの着こなしでは、どこをチェックされていますか?
臼井 私は、サイズ感はけっこう気になります。フィット感って意外と大事かなって思うんですね。例えば、ズボンは腰パンとか私、ちょっと苦手で、サイズが(その人に)合っているほうが、同じ服でもカッコよく見えるんじゃないかと。なんかダボダボ過ぎると、ヨレヨレな服じゃないのにヨレヨレに見えちゃったりするじゃないですか。
── なるほど、勉強になります! 好感をもてるかどうか、着こなし以外に、所作や振る舞いも関係してくると思いますが、プレイ中、男性ゴルファーに対して素敵だなと思うことがあれば、教えてください。

▲ ゴルフコンペ「Prestigious Retreat - ザ・リッツ・カールトン沖縄カップ 2026」の開会式のひと幕。同じく参加プロの宮里美香選手、河本 結選手、河本 力選手と乾杯!
臼井 たくさんシチュエーションがありますね(少し考える)。ボールを一緒に探してくれる方とか……。ボールが深いラフとかに入って見つけづらい時に、ひとりで探すのってちょっと悲しい(笑)。一緒に探してくれるのはやさしいなって。自分のボールのところにも行かなきゃいけないのに、すごい心遣いだなって思ったりとか。あとは、ショートホールの時に、一番最初にティーグラウンドに行って(ピンまでの)距離を測って教えてくださる方とかいるじゃないですか。なんかすごく周りが見えてるなって(笑)。ゴルフは個人プレイですけど、4人でやることが多いので、それができるっていうのは余裕があって素敵だなって思います。
── 逆に、「なかったらいいな」と思う所作は何でしょうか?
臼井 あんまりないと思うんですけど、カートの前の席でタバコを吸われると煙が後ろに来ちゃうじゃないですか。私、タバコが苦手なんですよ。だから、(煙が来たら)わぁっ! みたいな。それはちょっとツライですね(笑)。
── それは、他の女性ゴルファーの方も指摘していました。臼井選手は同年代の女性のように、オフの日は遊びに出かけたりしますか?

▲ ドラコンホールで力強いドライバーショットを披露。
臼井 なんか遊び方がわからないんですよ、昔からなんですけど。シーズン中は移動と試合の繰り返しで、休む時間ができたらトレーニングに行ったり、自分のブランドのデザインやアイドル活動のことを考えたりします。私のなかで、働くことがけっこう好きで、休むことが逆にストレスになっちゃうんですよ。
── 働くことがストレスではなくて楽しいとは、すばらしいです! では、2026年のシーズンはどのように戦っていきたいですか?

▲ 参加ゲストとの交流にも積極的。
臼井 今年は2勝目を挙げたいというのはもちろんなんですけど、長いシーズンをメリハリをつけて戦いたいな、と。今までは全試合を頑張ろうとしすぎちゃたんですよ。全試合を頑張ろうと思う分、エネルギーが切れちゃったりしたんです。
── それが反省点でしたか?
臼井 そうなんですよね。2025年は私、全35試合すべてに出ようとしていたんですけど、強い選手、申(シン) ジエさんとかって22試合(の出場)で賞金ランクの上位を取ったりするので。4日間戦うにしても、オンオフをしっかりして試合に挑みたいなと。
── 4日間のなかでオンオフを付けられるものなんですか?
臼井 今までは毎日100%でやろうという気だったんですよ。でも、賞金女王を取られた方が言ってたんですけど、「4日間のうち3日間は“散歩の気持ち”で、最終日に戦う」……みたいな(笑)。
── 2024年に優勝された時は、ずっと全力投球だったんですか? “散歩の気持ち”になれたことはありましたか?

▲ プールに続くテラスで、さすがのポージング。
臼井 よく考えたら、“散歩の気持ち”でバーディを取っていたかもしれないです。なんか気負わず淡々と。私、けっこう気負っちゃうタイプなんですよ。もう頑張らなきゃ、みたいな。気合いを入れて!……みたいな感じなんですけど、たしかに優勝した時はすごく集中していて。結果は勝手に付いてくるという気持ちで戦えていましたね。……そうやれって感じですよね?(笑)
── ドライバーの飛距離は臼井選手の武器かと思いますが、今シーズンはさらに磨きをかけていくおつもりですか?
臼井 自信があるのは、パターやアプローチ。ドライバーは距離は出るんですが、けっこう(方向性が)暴れるタイプなんですよ。なので、ティーショットの精度を上げて、今シーズンは頑張りたいと思います!

Profile
● 臼井麗香(うすい・れいか)
1998年12月7日、栃木県生まれ。2018年、プロテスト合格。愛称は“レイチェル”。黄金世代の一角としてJLPGAツアーに出場し続けるなか、2024年に「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」で悲願のツアー初優勝を果たす。2023年11月、メンズアパレルブランド「Chell classy(チェル クラッシー)」の販売開始、2025年2月には菅沼奈々とアイドルユニット「Chell7(ちぇるなな)」を結成するなど、多方面で活躍中。
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