• Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • LINE
  • YouTube
  • Feedly
  • TOP
  • LIFESTYLE
  • 5kmトレイルラン初挑戦でわかった! 世界最高峰レースで24.7kmを爆走するトップランナーたちの凄さ

2026.10.16

5kmトレイルラン初挑戦でわかった! 世界最高峰レースで24.7kmを爆走するトップランナーたちの凄さ

街ランやロードレース観戦が好きな方。お次はトレイルランはいかがですか? あるがままの自然の中を駆ける爽快さやタフさにハマってしまうかも!? 世界最高峰のトレイルランニングシリーズ「Golden Trail World Series(GTWS)」の日本ラウンドとなる「MYOKO TRAIL」を取材し、その魅力をリポートします!

CREDIT :

写真協力/Golden Trail World Series 文/吉田奈緒子(Web LEON)

心技体を極めた世界ランカーたちの走りを間近で観戦!

 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ 日本期待の星・上田絢加選手、世界ランク3位のケニヤ出身のルース・ギトンガ選手など、世界レベルのトップランナーたちが、新潟県妙高市で開催された「GTWS MYOKO TRAIL」に集まった。©︎GTWS / KOASTAL FOREST

9月20日、台風25号が関東甲信越に近づく最中、新潟県妙高市・妙高杉ノ原スキー場にて、世界最高峰のトレイルランニングシリーズ「Golden Trail World Series(GTWS)」の日本ラウンドとなる「MYOKO TRAIL」が初開催されました。

ウェルネス意識の高いオヤジさんのなかには、心肺機能や足腰の筋力向上、リフレッシュを目的に街ランを日課としている方も多いことでしょう。国内外のランニングイベントもすっかり市民権を得ていますが、さて、登山道や林道など、自然の中を駆けるトレイルランニングとなると、いかがでしょう?

スペイン、イタリア、スイスなどヨーロッパを中心に人気が高い「GTWS」ですが、2026年シーズンは戦いの場をアジア地域にまで拡張。シリーズ第6戦目として日本で選ばれた会場は、ウィンタースポーツの聖地でもある妙高エリアでした。

PAGE 2

そしてこの度、世界ランクTOP10に入るエリートランナーたちが一堂に集まり、しのぎを削る「GTWS MYOKO TRAIL」に潜入取材。日本百名山の一つ、妙高山(標高2454m)を舞台に繰り広げられるハイレベルなトレイルランニングの魅力をリポートしてまいります!

PAGE 3

PART 【1】 編集者、5kmランに挑戦

ぬかるみ、側溝、木の根っこ……山の中を走るトレイルランに悪戦苦闘!

 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ 本戦前日、会場となった妙高・杉ノ原スキー場に入る。台風の心配をよそに、青空が広がる秋晴れのなか、写真奥の妙高山に向かって走り出すと思うと、ワクワクする。

 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ 5km部門では老若男女68名のランナーたちが、スターティングゲートをくぐり抜けてゆるゆると出走。

本戦の前日、9月19日には、一般ランナー参加の5kmと10kmのレースが開催。まずは、トレイルランというものを身をもって知るべし──! というわけで、5kmの部門に出場してみることに。レース出場に備えて、前日に関越道・上信越自動車道をひた走り、東京から休憩を挟みながら約5時間かけて妙高に入りました。

PAGE 4

過去にフルマラソンとハーフマラソンを完走したことはありましたが、きっとロードレースとはまったく勝手が違うんだろうなぁ……という予感は的中。なにせ、スタート直後から杉ノ原スキー場のゲレンデを登っていくのですから!


普段はウィンターシーズンに、スキーで雪山を滑降しているだけに、「なんだか新鮮〜♪」とばかりに序盤は多少の余裕がありつつ夏草を踏みしめながらゲレンデをゆるゆると登りましたが、そこから木々が茂る山の小道に入っていくと様相は一変。トレイルランニングの洗礼を浴びることになります。

 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ 本戦に備えて、プロランナーたちも練習に勤しむ。木々が生い茂る森の中は思わぬ箇所が滑りやすく、足元は要注意だ。©︎GTWS / KOASTAL FOREST

PAGE 5

森の中は、ズブズブのぬかるみや木の根っこの飛び出し、落ちたらケガ間違いなしの側溝などが次々と出現して、つねに足元への注意が要求されるので、たとえ平坦や下りの道でも精神的な消耗がけっこう激しい。途中、ロープを使って降りる急な下り部分では、湿った土に足を滑らせて転倒してしまいました。踏ん張る時に右のふくらはぎに経験したことのない鋭い痛みが走りましたが、脚は動かせたのでレースは続行。

森を抜けて平原に出ると、今度は照りつける太陽が体力を奪います。そして、体内のエネルギー値が急激に落ちていくのを感じ、補給食を携帯していないことを後悔しました。これまでに、5kmという短い距離のランニングでカラダがエネルギー不足になってしまうことなんて一度もなかったですから。


標高約700〜900mの高所を走るということも、都内のランニングよりも体力が削がれる要因だったと思います。なんとか5kmを40分程度で完走しましたが、いろいろな難しさに直面したこともあり、レース中はスマートフォンで写真を撮る余裕はありませんでした……なので、プロカメラマンが撮影した10km部門の写真で、トレイルランニングの醍醐味を伝えさせていただきます!

PAGE 6

熱戦前日は、海外招致ランナーたちもリラックスムード

 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ 地元・新潟県の「保倉山太鼓」の皆さんが、息の合った演奏で来場者たちに歓迎の意を表する。©︎GTWS / KOASTAL FOREST

 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ モロッコ出身の世界ランク3位、エルホウシン・エラザウィ選手(前列左)やルーマニア出身の世界ランク8位、ボグダン・ダミアン選手(前列中央)も本番前日に、リラックスした表情を見せる。©︎GTWS / KOASTAL FOREST

5km・10kmのレース終了後、国内外から集結したエリートランナーたちが会場にやって来て、地元の和太鼓集団による歓迎を受けました。世界ランクTOP10に入る海外選手や日本のトップランナーが男女一人ひとり、ステージ上で紹介された後、観客にとって垂涎となるエリートランナー全員によるサイン会が開催。会場には、あっと言う間に長蛇の例ができました。

PAGE 7
 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ タイムテーブルでサイン会実施を知りつつも、まさか、横一列に並んだエリートランナー全員からサインをもらえるとは想像もつかなかった! photo by SHO FUJIMAKI

その熱狂のなかに身を置くと、翌日のメインレースへの期待が否応なく高まります!

 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ サイン入手用のシートが観客に配られる計らいも。photo by SHO FUJIMAKI

PART 【2】 24.7kmのメインレース観戦記

最大斜度30度以上の急坂を登り、標高差1000mを駆け下りるって……!?

いよいよ24.7kmの本戦レース当日。台風の影響が心配されましたが、天候は曇り。スタート地点の気温は20℃前後と走りやすいコンディションになりました。とはいえ、設定コースは、かなりシビアです。スタートから一気に標高を1000m以上、最大斜度30度以上のスロープを駆け上がり、その後はひたすら折り返し地点までダウンヒル。

PAGE 8

後半に再び、杉ノ原スキー場のお隣、池の平温泉アルペンブリックスキー場を駆け上がってから下る……というタフさです。累積標高(※)は、1783mにもなります!(ちなみに、5kmレースでは320m) これは、相当鍛錬しているランナーでないと、ゴールするのはキツいのでは……。

※ コース内で登った標高の合計値

この難コースを、世界屈指のランナーたちがどう攻略していくのか。一方で、観る側としては楽しみであります!

 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ 「GTWS MYOKO TRAIL」のメインとなる24.7kmレース:男子部門がスタート。ゲレンデを駆け上がるトップランナーたちのスピードに驚くことしきり! photo by SHO FUJIMAKI

13:00に女性ランナー39名、13:20に男性ランナー194名が一斉にスタート。前列に並んでいたトップランナーたちが次々と飛び出しました。は、速い〜っ。トップランナーたちは、男女各6000ユーロ(約106万円)の優勝賞金獲得を目指してグングンと後続に差をつけていきます!

PAGE 9
 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ 初っ端から杉ノ原スキー場のゲレンデを延々5kmも登る。24.7kmレースには全国からトレイルランナーが集まったが、上級者でないと根を上げそう……。photo by SHO FUJIMAKI

出走を見届けた後は、ゴンドラでスキー場の上部に上がり、コース途中で応援を送るもよし、会場のステージ上に設置されたモニターに映し出されるライブ映像で観戦するもよし。実はこの「GTWS MYOKO TRAIL」、世界最大規模のメディア・エンタメ企業「Warner Bros. Discovery(WBD)」によってグローバルに配信されるほどのビッグレースなのです。

PAGE 10
 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ ゴンドラでコースの上部に上がり、ランナーたちを間近で応援するもよし。選手一人ひとりの息遣いまで聞こえてくる……! photo by TORU KANAZAKI

 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ 標高を上がると、霧が視界を奪う。撮影クルーも選手と同じ条件下で、重い機材とともに奮闘。photo by SHO FUJIMAKI

ライブ映像を観ていて、何に感動したって、必死の形相で急斜面を登るトップランナーたちの姿はさることながら、マウンテンバイクや選手たちと同様に生身で伴走する撮影クルーたちの仕事ぶり。クルーはコースのポイントごとに入れ替わるとはいえ、重い機材を担ぎながら、選手のスピードに合わせて撮影するのは相当の重労働だということがヒシヒシと伝わってきました。

PAGE 11
 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ 杉ノ原スキー場を抜け、妙高山をひた走るランナーたちの攻防をライブ映像で観戦。

撮影は地上のみならず、ドローンによる空撮も。妙高の美しくもタフなコースを俯瞰できると同時に、選手間の距離もよく分かるのがオモシロイ!

 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ 女子部門は、世界ランク7位のドイツのハンナ・グレーバー選手がレース前半に飛び出すと、そのまま終始首位をキープ。こんな下りの急斜面もスピードを落とさずこなせるのは、さすがのひと言! ©︎GTWS / KOASTAL FOREST

PAGE 12

ステージ上のモニターで、さまざまなポイントから映し出されるランナーたちの果敢な走りにジッと見入っているうちに、早くもトップランナーたちが折り返し地点でもある会場内に入ってくるとのアナウンスが。

 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ 24.7kmのレースの折り返し地点となる会場内を走り抜けるランナーたち。日本人選手のスタミナも素晴らしい!

 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ 折り返し地点の「エイド・ステーション」には、エリートランナーたちの栄養補給ドリンクがズラリ! 

PAGE 13

ケニヤ出身のトップランナーが最初に現れた後、次々と選手たちが目の前を走り抜けていきます。汗と泥にまみれながらも、ランナーたちの目力や脚の運びはまだまだ力強い。正直、スゴいです……!

 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

▲ 男子と女子の優勝選手同士が、お互いの健闘を讃え合う。©︎GTWS / KOASTAL FOREST

やがてレースは中盤から終盤へと移り、女子選手たちがスタートしてから2時間が経過した頃、ケニヤの男子選手がトップでゴール地点に戻ってきました。タイムは2時間7分12秒。“Double up,Double down”という2回の厳しいアップ&ダウンで選手たちのスタミナを削る24.7kmの行程で、このタイムは驚異的です! いかにタフだったか。それは、出走者239名中の完走者は131名、完走率54.8%という数字も物語っています。

すべてのランナーが自分の限界を突破し、死力を振り絞った「GTWS MYOKO TRAIL」。本格的なAI時代に突入した昨今ですが、生観戦を通して、やっぱり人間に秘められた可能性ってスゴイなぁと、深く感銘を受けたのでした。オヤジさんの挑戦心を刺激する要素がたくさん詰まった世界規模のレースは、10月24日に韓国でシリーズ最終戦を迎えます。来年以降も要注目ですよ!

PAGE 14
 GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

◾️ GOLDEN TRAIL WORLD SERIES(GTWS)

公式サイト(英語)

https://goldentrailseries.com


GTWS MYOKO TRAIL(日本語)

http://www.nature-scene.net/gtws/




photo by SHO FUJIMAKI

PAGE 15

PART 【3】 癒しの山岳リゾートへ

食・温泉・温かなホスピタリティにリフレッシュする、「ライムリゾート妙高」の休日

スノーリゾートとして有名な妙高エリア。日本百名山の一つである妙高山や野尻湖など、豊かな自然に恵まれた山岳地では、「GTWS MYOKO TRAIL」のトップランナーたちが火花を散らしましたが、これからの紅葉シーズンを含めて一年中、さまざまなアクティビティを楽しめます。都会生活から抜け出して心身をリフレッシュしたくなった時、ぜひこの地を訪れてみてはいかがでしょうか。

ライムリゾート妙高

▲ 3階建て・客室34室の小ぶりなリゾートホテル「ライムリゾート妙高」のエントランス。

ライムリゾート妙高

▲ バリアフリーで広々とした和モダンにしつらえられた客室(31.3㎡〜)。

PAGE 16

せっかくの休日をゆったりと過ごすためには、ホテル選びも重要ですよね。その点、標高750mに建つ「ライムリゾート妙高」は申し分ありません。瀟洒でクリーンな雰囲気のエントランスやロビー、和モダンにしつらえられた広い客室、新鮮な地元食材を使ったビュッフェスタイルの料理で、訪れるゲストたちの心とカラダを解きほぐします。

ライムリゾート妙高

▲ 夜は、本やお酒とともに22:00までくつろげるライブラリーバー。

ライムリゾート妙高

▲ 妙高山麓の「南地獄谷」から引いた天然黒泥温泉。※温泉はろ過ポンプを通しており、見た目は透明。

PAGE 17

妙高高原温泉郷から引いた天然温泉に浸かれば、カラダの奥から疲労解消することでしょう。紅葉シーズンから初冬までは景色を楽しみながらのトレッキングに、本格的なスノーシーズンはスキーやスノーボードを満喫するのに最適なホテルです。アクティブな彼女も満足なステイをお約束しますよ!

ライムリゾート妙高

◾️ ライムリゾート妙高

住所/新潟県妙高市関川2251-2

予約・お問い合わせ/TEL0255-75-5115


公式サイトはコチラ

この記事が気になったらコチラも!

PAGE 18

SPECIAL

    おすすめの記事

      SERIES:連載

      READ MORE

      買えるLEON

        5kmトレイルラン初挑戦でわかった! 世界最高峰レースで24.7kmを爆走するトップランナーたちの凄さ | ライフスタイル | LEON レオン オフィシャルWebサイト